いじめを受けた少女が復讐を決意する衝撃的な物語『呪物少女─イジメには死返しを─』
高校1年生の雨宮沙良はかつて明るく優しい性格でしたが、同級生4人組による壮絶ないじめに遭い、人生が一変。
沙良を支えていた唯一の肉親である祖母が、いじめ加害者たちによって崖から突き落とされて亡くなったことをきっかけに、彼女の心は完全に壊れてしまいます。
祖母の遺品を整理する中で発見した謎の「呪物」を使い、沙良は加害者たちへの凄惨な復讐を開始していくのです。
今回はそんな、『呪物少女─イジメには死返しを─』のネタバレを1話から最終回結末まで詳しく紹介していきます。
沙良は復讐を達成できるのか、そして最終的にどのような運命を辿るのでしょうか?
本作のストーリーを一緒に見ていきましょう!
※当記事では『呪物少女─イジメには死返しを─』のネタバレを記載しているので、ご注意ください。
『呪物少女─イジメには死返しを─』の作品情報
題名 | 呪物少女─イジメには死返しを─ |
作者 | Kfumi |
雑誌・レーベル | peep / サイコワコミック |
ジャンル | ホラーサスペンス、学園、ファンタジー |
配信サービス | めちゃコミ、ピッコマ等 |
「呪物少女─イジメには死返しを─」は、作者Kfumiによって描かれたダークファンタジー・ホラーサスペンス漫画です。
電子コミック形式で配信されており、コミックシーモア、めちゃコミック、LINEマンガなどの主要プラットフォームで読むことができます。
この作品の大きな特徴は、復讐をテーマにした重い内容でありながら、読者に強烈なカタルシス(すっきり感)を与える点。
主人公が受ける壮絶ないじめの描写は心を痛めますが、復讐が成功した時の爽快感は格別なものがあります。
作品のキャッチコピーにもなっている「人を呪わば穴二つ」という古い言葉が、物語全体を貫く重要なテーマとなっています。
これは他人を呪うと、やがて自分にも災いが降りかかるという意味で、主人公の運命を暗示する重要な要素です。
『呪物少女─イジメには死返しを─』に原作小説はある?
『呪物少女─イジメには死返しを─』の原作はpeepというアプリで配信されている小説です。
現在も連載が続いていて、完結していません。
小説が漫画化されたんですね!
文字で読むだけでもひどかった話が、漫画で表現されたことによってホラー感がいっそう増していくことでしょう。
原作小説を読むと、思わず漫画も読みたくなるという方が多いようです。
どちらも読んでみることをオススメします!
『呪物少女─イジメには死返しを─』ネタバレあらすじ全話
ここからは『呪物少女─イジメには死返しを─』のストーリーについて、詳しくネタバレしていきます。
呪物少女ネタバレ1話
町ハズレの田舎から学校に通うヒロイン雨宮沙良。
彼女は学校でひどいイジメを受けています。
そのイジメは想像を超えていて、生ゴミを食べさせられたり、汚水をぶちまけられたり、想像以上に酷いものです。
両親は幼い頃に蒸発していて、祖母と二人暮らしの彼女は、祖母に心配をかけまいと笑顔で学校に通っています。
ある日、学校帰りに仕事で町まで出てきたおばあちゃんと楽しくハンバーガーを食べていた沙良
おばあちゃんはお祓いの仕事をしていて、つらい思いをしていた沙良は呪いについておばあちゃんに聞きました。
呪いは本当にあるけれど、それを使えば必ず自分に返ってくる…とだけ教えてくれました。
そんな様子をいじめっ子たちに見られ、なんとその子達は沙良のおばあちゃんを巻き込もうと考えます。
電話で呼び出された沙良が家に向かうと、おばあちゃんの姿がありません。
崖の下からおばあちゃんの声が聞こえてきたかと思ったら…。
いじめっ子たちからすれば、ちょっとしたいたずらだったのかもしれませんが、不運にもおばあちゃんは命を失う結末を迎えてしまいます。

マジで冗談にならないですよね…。
ことの重大さをいじめっ子たちは分かっていません。
沙良はおばあちゃんの仕事道具の中に、呪物(人に不幸をもたらす物)を見つけ、それを使って同級生たちに復讐しようと決意するのです。
呪物少女ネタバレ2話
まず沙良が見つけた呪物は「イヌキバコ」
豚の呪いからできたその呪物の中に相手の消化液を入れると、その箱と相手の胃袋がつながり箱の中に入れたものがそのまま相手の胃の中に入るという恐ろしいもの。
これを使って復讐すると決めました。



なんてえげつない復讐方法なのでしょう……。
主に沙良をいじめていたのは、香坂あかり、百合原愛、佐土玲央、漆崎蓮です。
その中でもリーダー格は漆崎蓮。
彼は、沙良のおばあちゃんが死んで怯えている佐土をけしかけ、沙良を自殺に追い込むように命令します。
沙良が呪物を使おうとしているなんて知らない佐土は、彼女に近づき酷い言葉を投げつけます。
佐土が噛んだガムをイヌキバコに入れると、彼の胃袋と箱が繋がりました。
まず始めに箱の中にくぎを入れます。
すると佐土はすぐ苦しみ始めました。
おばあちゃんの事を話させようと質問すると、佐土はすぐにキレ始めます。
呪物少女ネタバレ3話
全く反省しない佐土の態度に、今度は大量の水を流し込む事にしました。
大量の水を吐き出しても、彼は自分の立場を理解しません。
しかし、何かおかしいと徐々に怯えた表情を見せ始め、今度は必死に許しを請うのです。
沙良はどんなに謝っても自分もおばあちゃんも助けてくれなかった事への復讐で、佐土を許そうという気はありませんでした。



沙良の決意と復讐心が確固たる思いであることがよくわかります。
最後に彼は水を吐き出しながら死んでしまいます。
その様子を見ていたのは愛でした。
愛は沙良を脅して、復讐をとどまらせようとしたんですが、沙良は次の標的を愛にすると決め、呪物を探しに蔵に入っていくんです。
そこで沙良は呪物神と会い、呪物を使い続けるならで自分に危険が及ぶという事実を知る事に……。
呪物少女ネタバレ4話~6話
ただいま執筆中です。
呪物少女ネタバレ7話~9話
ただいま執筆中です。
呪物少女ネタバレ10話~12話
ただいま執筆中です。
『呪物少女─イジメには死返しを─』ネタバレ最終回結末
呪物を使い始めた沙良の様子が1話とは別人のように変わっているのがとても気になります。
おばあちゃんが呪いを使うと、自分に返ってくると言っていましたが、早くも沙良はその影響を受けている用に感じました。
いじめっ子たちに負けない動じない姿を見せる一方で、優しさや明るさが失われていそうな気もします。
一体、どんな風に話が進んでいくのか、最終回結末のネタバレを予想していきたいと思います。
呪物少女ネタバレ最終回結末:沙良の復讐をやり遂げる?
現在、いじめっこグループ4人のうち、佐土玲央、百合原愛は死亡。
そして香坂あかりは呪物・ヒラサカ駅によって別の世界へと飛ばされてしまいました。
残る相手は、リーダー格の漆崎蓮のみですが、彼は現在、行方不明となっているそうです。
しかし、漆崎蓮の元親族で、沙良と同じ高校1年生の千堂光が登場。
呪物を貸してもらう事を条件に蓮の居場所を教えると言ってきました。
物語の展開的には、沙良は彼の条件をのみ、蓮の居場所を突き止めることが予想されます。
その後、漆崎蓮への復讐を遂行していく可能性が高いです。



千堂光が呪物の存在を知っていたということは、漆崎蓮も知っている可能性が高いね!
呪物少女ネタバレ最終回結末:呪物を使い続ける悪影響は?
3話の最後では、雨宮都子(沙良のおばあちゃん)に封印されていたと思われる呪物神の封印が解かれ、沙良の前に姿を現しました。
呪物神は「呪い続けよ!さすれば汝は我が一部となって、その欲望全てがかなうだろう!」と発言し、姿を消しました。
その後、沙良の腕には、呪物神に腕を掴まれた痣が残っています。
このまま呪物を使い続けることで、痣が増えたり、身体や細胞に悪影響が出てくる可能性が高いです。
沙良は復讐と引き換えに、呪物神に取り込まれてしまうのでしょうか?
呪物少女ネタバレ最終回結末:おばあちゃんが沙良を止める?
自分の復讐のために孫が危険にさらされる事を望まなかったおばあちゃんだったら、なんとかして沙良をとめようとしますよね。
もっとも残酷な仕方で最後の漆崎蓮を呪い殺そうとする前に止めてくれるかもしれません。
そして以前の優しかった沙良に戻るように教えてくれるでしょう。
沙良は復讐ができないのをとても悔しがるかもしれませんが、おばあちゃんを悲しませる事はもっとしたくないでしょうから、復讐はやめて真っ当に生きようと決意する…そんな感じでしょうか?
ただ、呪いとはいえ人を殺した罪には問われる事になりそうですから、最後は少年刑務所?ってのもしっくりこないですけどね(汗)
今後の展開を見守る必要がありそうです。
『呪物少女─イジメには死返しを─』を読んだ感想
『呪物少女─イジメには死返しを─』を読んで最も強く感じたのは、復讐というテーマの持つ複雑さでした。
主人公・沙良が受けるいじめの描写は非常に辛く、読んでいて心が痛くなります。
特に優しい祖母が命を落とすシーンは、本当に悲しくて涙が出そうになりました。
しかし、そのような辛い展開があるからこそ、復讐が成功した時の爽快感は格別なものがあります。
百合原愛が呪いで苦しむ様子を見ていると、「ざまあみろ」という気持ちになってしまう自分がいました。
これは作者の巧みな構成によるもので、読者の感情を見事にコントロールしているのだと思います。
呪物という設定も非常に独創的で面白いと感じました。
現実にはありえない超自然的な力を使った復讐は、他の作品にはない魅力があります。
豚の胃袋の形をした呪物など、グロテスクながらも印象に残る設定が多く、作者の想像力の豊かさに驚かされます。
一方で、「人を呪わば穴二つ」というテーマは重く、沙良の今後が心配でなりません。
復讐に成功しても、彼女自身が幸せになれるのか疑問です。
読者として、彼女には最終的に救いがあってほしいと願わずにはいられません。
この作品は単純な勧善懲悪の物語ではなく、復讐の代償についても深く考えさせられる作品だと思います。
いじめという社会問題を扱いながら、人間の暗い感情や欲望についても鋭く描いており、読み応えのある作品でした。
まとめ
「呪物少女─イジメには死返しを─」は、いじめを受けた少女の壮絶な復讐を描いたダークファンタジー作品です。
呪物を用いて、いじめっ子に復讐していく様は気分爽快ですが、「人を呪わば穴二つ」というテーマが示すように、復讐には必ず代償が伴います。
沙良がすべての加害者に復讐を遂げるのか、それとも途中で挫折するのか、そして彼女自身はどのような運命をたどるのかが、物語の最大の見どころとなっています。
最終回の予想としては、沙良が復讐を完遂する一方で、彼女自身も悲劇的な結末を迎える可能性も高いのではないでしょうか。
最新話が更新されましたらネタバレを追記していきたいと思います。
「呪物少女ネタバレ&感想!最終回結末で沙良は復讐を達成する?」でした。