めちゃコミで配信中の漫画『逆転エンゲージメント~悪名高い御曹司が私にだけ甘すぎる~』
皆様も志乃と政行の偽装結婚がどうなるのか、ストーリーのネタバレが気になるのではないでしょうか?
最終回までに政行と志乃の結婚が実現のものになるのか、陽真理と直樹の結末はどうなるのか、気になる事を並べたらきりがないですよね。
本記事では『逆転エンゲージメント』の物語を1話から最新話までネタバレしていきます。
最終回結末に関する予想もしていきますので、全話の内容を振り返りながら一緒に考察してみましょう!
『逆転エンゲージメント』の原作は小説家になろうで読めない?
結果から申しますと、『逆転エンゲージメント~悪名高い御曹司が私にだけ甘すぎる~』は原作小説はないです。
その為、原作を小説家になろうなどの小説投稿サイトでは読む事は出来ません。
本作はめちゃコミックのオリジナル漫画として配信されていましたが、現在は他の電子書籍サイトでも読むことができます。
ただし、めちゃコミックが先行で配信しているので、続きを早く読みたい方はめちゃコミックを読みましょう!
『逆転エンゲージメント』全話ネタバレあらすじ
主人公の舞崎志乃は早くに母を亡くし、父の再婚相手とその娘にいびられながら育った為、仕事が出来る割には自信があまりない人間に育ってしまっていました。
特に華のある義妹の陽真理と長く比較されていた為、容姿にコンプレックスを持ち、地味な服装を好んでいます。
そんな彼女は何故かMSグループの専務取締役である鬼の専務と悪名高い水篠政行と偽装婚約をすることになり...
『逆転エンゲージメント』ネタバレ1話~5話
『逆転エンゲージメント』の物語は、現在から二週間前の出来事から始まります。
主人公・志乃が勤める会社では、メディアに向けた大規模な経営企画発表会が開催されていました。
この時、志乃が交際していたのは、会社の専務である水篠政行ではなく、彼の弟でマーケティング部門を率いる水篠直樹。
ステージで見事な発表を終えた直樹に、志乃は「お疲れ様です」と声をかけます。
しかし返ってきたのは、「もっと気の利いた言葉は言えないのか」という冷たい一言…
そんな中、ステージ上で自分の信念を堂々と語り続ける専務・政行の姿が。
その自由な様に、志乃は密かな憧れを抱いていたようですね。
発表会の後、直樹から親戚との食事会があると告げられます。
恋人として挨拶すべきか尋ねる志乃でしたが、直樹はなぜかそれを拒否!
それでも、近くまで来て挨拶をしないのは無礼だと考えた志乃は、後を追って親戚たちがいる部屋へと足を運ぶ。
部屋の中をのぞくと、そこには信じられない光景が…
なんと、志乃の妹・陽真理が直樹の隣に座り、婚約者として話が進んでいるではありませんか。
その状況を否定しない直樹の態度に、志乃は深い怒りと悲しみに打ちひしがれ、その場から逃げ出してしまう。
週が明けて出社すると、志乃を待っていたのはさらなる地獄でした。
直樹に真実を問いただそうとしても完全に無視され、おまけに社内では「志乃が浮気をしていた」という身に覚えのない噂が広められていたのです。
追い打ちをかけるように、妹の陽真理が直樹の補佐役として急遽入社!
そして直樹から届いたメールには、『陽真理と結婚すること』『自分の将来のために嘘の噂を流したこと』が書かれていました。
孤立し絶望する志乃でしたが、いつも味方でいてくれる親友の東城恵利香が状況を察して駆けつけ、二人は有給休暇を取ってオフィスを抜け出します。
恵利香は、そのまま志乃を政行のいる専務室へと強引に連れていきました。
そこで、恵利香が政行や直樹の妹、つまり水篠家の人間であるという驚きの事実が明かされるんです!
特別な目で見られないよう、祖母の旧姓を名乗っていて時折、直樹を「クソ兄貴」と呼んでいた謎がここで解けました。
恵利香は、これ以上志乃を直樹の部署に置くのは不憫だと考え、政行の秘書に推薦。
仕事が丁寧で教えるのも上手な志乃なら、誤解されやすい政行をうまくサポートできるはずだと提案するのでした。
政行も真面目に仕事をしてくれるなら問題ないと答え、すでにいる秘書の斎藤と業務を分担する形で、志乃を迎え入れることを決定。
志乃自身も、自信に満ちた政行のような人間になりたいと打ち明け、部署異動を承諾。
秘書として働き始めて一週間、志乃は徐々に明るさを取り戻していきます。
政行の外出に同行し、彼が取引先ともめてしまいそうな場面でフォローする役目も任されるようになりました。
帰社後、正直な感想を求められた志乃が「職人気質の重鎮には好かれますが、出世欲の強い人には煙たがられています」と伝えると、政行は嬉しそうに同意し、彼女の観察眼を高く評価。
そしてある日、政行は志乃に偽装婚約を持ちかけます。
突然の提案に驚く志乃でしたが、政行は会長から社内での支持率を上げるよう言われており、厳しい印象の自分を御しているように見える志乃がいれば、周囲の評価が変わるかもしれないという作戦を話しました。
自分を裏切った直樹と陽真理に仕返しをしたいという気持ちが芽生えていた志乃は、この偽装婚約を受け入れます。
正式に志乃の部署異動が社内メールで周知されると、直樹と陽真理は驚愕。
政行は志乃に、まず彼女が浮気したという噂を書き換える作戦を考えます。
「政行が志乃に猛アタックしている最中に直樹と別れたため、周囲が勘違いした」という筋書きを広めることで、二人の逆転劇が今、始まろうとしていました。

直樹と陽真理は自分らが一番中心で輝いていたいんですかね?(笑)
『逆転エンゲージメント』ネタバレ6話~10話
偽装婚約という大胆な作戦を開始した政行と志乃。
政行は、これから広まるであろう新しい噂について、「今の自分の噂より、よっぽど人間味があって親近感がわく」と笑い、不安そうな志乃を安心させます。



この『逆転エンゲージメント』の物語は、ここからさらに面白くなっていくんですよ。
噂を効果的に広める役目は、政行が絶大な信頼を寄せている部下・斎藤涼に任されることに。
斎藤は、会社の裏の業務やイメージ戦略を担当するプロフェッショナル。
彼から仕事の引継ぎを受ける志乃の隣で、政行は「直樹と陽真理からの接触は、これからすべて無視するように」と静かに伝えます。
戸惑いを隠せない志乃に、政行はその理由を二つ、丁寧に説明してくれました。
一つは、直樹の異常なまでの執着心から、まだ志乃と別れていないと思い込んでいる可能性があるから。
そして二つ目の理由はさらに重要で、あの二人に関わることで、志乃の自己肯定感がこれ以上傷つけられるのを避けるためでした。
政行自身も、腹違いの子供として複雑な環境で育った過去があるのか、志乃が置かれてきた境遇に深い理解を示します。



劣悪な環境で育ち、自信を失ってしまった志乃を守るために必要な処置だと考えていたようですね。
そして、政行は力強く宣言。
「これから全力で褒め続ける」と。
過去の経験から、褒め言葉を素直に受け取ることが苦手な志乃の心を解きほぐすように、「自分は建前と嘘が大っ嫌いだ。だから、自分の言葉は本気で信じていい」と念を押してくれました。
さらに、親友の恵利香も「たくさん褒めたい!」と協力を申し出てくれていたようです。
政行のまっすぐな称賛と、恵利香の女性視点からの温かい励まし。
過去の辛い出来事のせいで自信を持てない志乃へのフォローがとても的確な政行ですが、その言動からは、まるで過去の自分を見ているかのような雰囲気が感じられます。
志乃にファッションへのこだわりがあまりないことを確認すると、政行はすぐに専門のスタッフを手配し、志乃に本当に似合う服装とメイクを用意させました。
志乃は、かつて直樹からネガティブな言葉を浴びせられながら、地味な服を押し付けられていたんです。
しかし、政行のやり方は全く違います。
とにかく志乃を褒めちぎりながら、「綺麗だ」「よく似合う」とポジティブな言葉をシャワーのように浴びせ、志乃が本来持っている美しさを引き出していくのです。
次の日、政行が選んでくれた服、プロによるメイクとヘアセットで、生まれ変わったように出社した志乃。
政行のプラン通り、恵利香と斎藤によって新しい噂は瞬く間に社内へ広まります。
以前の陰湿なものとは打って変わり、好奇心に満ちた明るい眼差しが、社内のあちこちから志乃へと送られてきました。
この状況が面白くないのは、もちろん直樹と陽真理です。
直樹は、自分が買い与えた地味な服を着ていない志乃に対し、嫉妬なのか独占欲なのか分からない黒い感情を向け、陽真理は自分より上のポジションに就いた志乃に、姉妹とは思えないほどの激しい嫉妬を燃やしていました。
二人の悪意に満ちた視線に怯える志乃の姿を見た政行は、おもむろに立ち上がり、社内全体に響き渡るような大きな声で言い放ちます。
「直樹、志乃と別れてくれてありがとう。おかげで俺がもらえた」。
どよめきが起こるオフィスを横目に、なす術もなく立ち尽くす直樹たち。
しかし、直樹はまだ志乃と別れていないと思い込んでいるようで、陽真理は早速次のターゲットとして政行に言い寄ろうとします。



このとんでもない思考回路も、今後のネタバレで注目したいポイントですね。
政行はそんな二人を全く相手にしません。
直樹には自信たっぷりに言い返し、陽真理の誘いは氷のように冷たく一蹴。
その毅然とした姿に背中を押される形で、志乃もついに、復縁を迫ろうとする直樹の誘いを「お断りします」ときっぱり切り捨てることができたのでした。
『逆転エンゲージメント』ネタバレ11話~15話
きっぱりと関係を断ち切ったはずの志乃でしたが、そう簡単にはいきません。
まるで現実が見えていないかのように、直樹は未だに志乃と交際しているつもりでいるよう。
この異常なまでの執着は、今後の『逆転エンゲージメント』の物語に大きな波乱を呼び込みます。
一方、陽真理も簡単に政行を諦めるつもりはなさそうですが、その本当の目的は、男性たちを振り向かせることより志乃への嫌がらせにあるようでした。
政行もこの二人の歪んだ思惑には気づいています。
腹違いの子供である自分を常に見下してきた直樹が、兄への嫌がらせにも執着していることを見抜いていたのです。
やはり政行が志乃に優しくするのは、ただの偽装婚約の相手だからという理由だけではないのでしょう。
似たような境遇を持つ者として共感できる部分が多いからこそ、心から協力したいと思っているのですね。
何事も用意周到な政行は、偽装婚約を見破られないようにすることと、志乃の安全を守ることを「同棲」という一つの手段で同時に解決します。
舞台はなんと、高級タワーマンションの一室。
もちろん、政行の細やかな気づかいで寝室は別々に用意されていました。
志乃も新しい生活に喜びたい気持ちでいっぱいでしたが、その頃、スマホには直樹からの異常な数の連絡が届き続けていたのです。
精神的に追い詰められている志乃の様子を察した政行は、「いつでも相談してほしい」と優しい言葉をかけます。
それだけではありません。
政行は偽装婚約の契約内容を改めて二人で確認。
そこには「お互いを尊重し合う」という項目も含まれており、彼の深い思いやりがうかがえます。



強引に見えて、実はとても志乃のことを考えてくれる政行の姿は、まさに頼れる戦友のようですね。
その後、ホテルで会社のパーティーが開かれることが決定。
政行はその場で、志乃との婚約を正式に発表することを決めたのでした。
この婚約発表が、新たな波乱を呼ぶことになります。
『逆転エンゲージメント』ネタバレ16話~20話
直樹からの執念深い連絡に悩む志乃は、早速そのことを政行に打ち明けます。
スマホの画面を埋め尽くす通知の多さに、政行も心底呆れた様子。
そして、かかってきた電話に政行自ら応答し、毅然とした態度で対応しました。
電話口で、政行はわざと志乃と深い仲であるかのように振る舞います。
これは、嫉妬に狂った直樹が焦って大きなミスを犯すように仕向けるための作戦でした。
この駆け引きこそ、『逆転エンゲージメント』の醍醐味と言えるでしょう。
案の定、翌日には不自然なタイミングで政行へのお見合い話が舞い込みますが、「婚約者がいるので」とキッパリ断固拒否。
しかし、これだけで引き下がる相手ではないことを理解している政行は、今後も続くであろうストーカー行為に対抗するため、次なる策を練るのでした。



直樹の行動はもはや執着というよりも、現実が正しく見えていないようにすら感じられますね。
そして、来るべきパーティーで二人の関係をより確かなものとしてアピールするため、ペアリングを購入しに宝石店を訪れます。
志乃の好みを優しく聞きながら指輪を選ぶ政行の姿は、どこからどう見ても仲睦まじいカップルそのもの♪
しかし、運命のいたずらか、時を同じくして陽真理と直樹が結婚指輪を探しに店へやって来ていました。
まさかの遭遇に緊張が走ります。
そして、政行が少し席を外したその一瞬の隙を突き、陽真理が志乃に近づいてくるのでした。
『逆転エンゲージメント』ネタバレ21話~25話
これまでは妹からの心ない言葉にただ耐えるだけだった志乃でしたが、政行たちからの温かい言葉を信じられるようになった今、ついに臆することなく反撃に出たのです。
今までとは全く違う強い態度に、陽真理は恥をさらしてその場を去るしかありませんでした。
変わることができた自分に、志乃は心からの喜びを感じ、新たな自信を手に入れます。
政行の存在が大きな影響を与えたことはもちろんですが、慕ってくれる後輩や、一緒に真剣に仕事に取り組んでくれる仲間たちの存在も、志乃が眠らせていた自尊心を取り戻す大きな助けになったのでしょう。
二人の噂は、遂に水篠家のトップである会長の耳にも届き、関係を見定めるために呼び出しがかかりました。
会長の前に現れると、政行はまるで借りてきた猫のようにおとなしく、礼儀正しい振る舞いを見せます。
志乃は、もしかしたら会長に厳しく育てられた反動なのかと一瞬疑いましたが、これは以前話していた「猛獣である政行を志乃が手なずけている」ように見せるための演技。
しかし、聡明な会長はそんな孫の小芝居を簡単に見抜いていたようです。
それどころか、二人が偽装婚約でありながら、心の底では真剣に惹かれ合っていることまでお見通し!
ただの偽装であれば止めるつもりだった会長からの温かい祝福を受け、二人は最初の大きな戦いの舞台となるパーティーに向けて、気持ちを新たにするのでした。
祖父である会長は政行を、父である社長は直樹を支持しているようで、水篠家の後継者問題が今後さらに複雑になっていくかもしれません。
そして運命のパーティー当日、政行は会場に集まった大勢の来賓の前で、志乃との婚約を堂々と発表。
どよめく会場の人々は、政行の説得力ある態度と、見違えるように輝く志乃の姿に、心を動かされていきます。
同じ会場で挨拶回りをする直樹と陽真理。
いよいよ、二組の直接対決の火ぶたが切って落とされます!
『逆転エンゲージメント』ネタバレ26話~30話
熱い戦いが繰り広げられるかと思いきや、直樹は出席者たちの心が自分たちから離れていくのを目の当たりにし、あっけなく崩れ去りました。
直樹は、思い通りにならない状況に慣れていないようで、かんしゃくを起こして志乃のスマホを破壊するなど、パーティー会場で大きな騒ぎを起こしてしまうんですね〜。
その様子を見て、社長夫人になるという自分の計画が台無しになると感じた陽真理は、驚くほど早く手のひらを返します。
あまりにも自分勝手な陽真理は、志乃に対して「お兄さんたちをシェアしない?」というとんでもない提案を持ちかけるのです。
もちろん、最終的に社長になった方と結婚するのは自分だという、さらに意味の分からない条件付き。
いくら自信を取り戻した志乃でも、これにはドン引きして言葉も出ません。



ちょっと何を言っているのか理解が難しいですね〜
自分勝手なアホが言いそうな発言。(笑)
当たり前のように断られた陽真理が次にとった行動は、なんと「志乃に突き飛ばされて足をくじいた」と演技をすること。
誰の目にも明らかな嘘ですが、どうやら今までもこのような汚い手を使って、志乃から大切なものを奪ってきたようです。
この方法で政行の同情を引こうとしますが、嘘と建前が何よりも嫌いな政行にそんなものが通用するはずもありません。
食い下がる陽真理に対し、政行は会場の監視カメラがすべてを記録していることを冷静に告げます。
何も言い返せなくなった陽真理に、政行はさらに追い打ちをかけました。
「どんなに状況が変わっても、地位のために嘘を重ねるような女性に興味を持つことはない」と、冷たく一蹴。
こうして、直樹と陽真理の評判は出席者たちの間で最悪なものとなり、この場は収束。
ついに厄介な二人を撃退した志乃と政行は、お互いを思いやり、似た境遇を分かち合います。
そんな中、志乃だけでなく、政行もまた、二人の間に偽りではない確かな愛情が芽生えていることに気づきました。
挨拶回りに戻った二人のパーティーは、その後何事もなく穏やかに終わります。
会場には直樹たちの姿もあり、陽真理は仮病だったことを忘れたのか、何の問題もなく歩いていました(笑)
パーティーが終わり、穏やかな気持ちで語り合う志乃と政行。
しかし、そんな二人に、怪しい影が静かに近づいており…。
『逆転エンゲージメント』ネタバレ31話~35話
レセプションパーティーが無事に終わった後のこと。
志乃と政行が会場を後にしようとしたその時、一番会いたくない人物に遭遇。
それは、意地悪な妹・陽真理の母親、つまり志乃にとっては継母にあたる女性。
この継母は、志乃にとって多くのトラウマを植え付けた張本人。
実の娘である陽真理ばかりを異常なほど可愛がり、志乃の心を蔑ろにしてきた、いわゆる「毒親」だったのです。
志乃をけなすことで陽真理の価値を高めようとする歪んだ教育を続けた結果、あの自分勝手な性格の陽真理が出来上がってしまったわけですね。
政行との出会いでようやく自信を取り戻し始めた志乃にとって、この継母はまさにトラウマの象徴。
案の定、継母は再会するなり、周りの目も気にせず志乃を貶めるようなひどい言葉を浴びせてきました。
これまではただ黙って耐えることしかできなかった志乃。
しかし、今回は隣に頼れる味方がいます。
トラウマから体が固まってしまう志乃を守るように、政行がスマートに間に入ってくれたのです!
その見事な対応は、読者も惚れ惚れする名シーンとなりました。
無事に継母を撃退した後、二人は宿泊先のホテルのレストランでディナーを楽しむことに。
そこで話題になったのは、これまで後継者争いに全く興味を示さなかった政行が、なぜ急に本気で社長の座を目指し始めたのか、という点でした。
その裏には、政行の優しさが隠された、とても感動的な理由があったのです。
政行と祖父である会長との、本当の絆が明らかになります。
お互いのことをより深く知り、良い雰囲気になった二人。
しかし、部屋に戻ろうとしたところで重大な問題が発覚。
なんと、手違いで部屋が一つしか予約されていなかったのです!
偽装婚約中の二人は、この夜をどう過ごすことになるのでしょうか。
その一方で、直樹は激しい焦りに駆られていました。
これから政行と本格的な後継者争いが始まるという大切な時期に、パーティーで女性に乱暴を働くという大失態を演じてしまったのです。
しかも、必死で奪った志乃のスマホが偽物だったことまで判明し、怒りと焦りは頂点に。
政行側が自分を貶めるために周到な策を練っていることを自覚した直樹は、より一層、緊張感を高めていくのでした。
『逆転エンゲージメント』ネタバレ36話~40話
物語の舞台は、宿泊する部屋が一つしか取れていなかったというハプニングに見舞われた、志乃と政行のシーンへと戻ります。
結局、二人は覚悟を決めて一つの部屋に泊まることに。
しかし、気まずさをお酒で紛らわせようとしたせいで、さらにとんでもないハプニングが起きてしまうのでした。
お酒の力もあってか、志乃の隠されていた色気が大爆発し、政行の理性は崩壊寸前にまで追い込まれてしまうのです!
もともと志乃は、ライバルである直樹の元パートナー。
その事実が、政行の心によけい火をつけてしまった様子。
かつて直樹もこの姿を見ていたのかもしれないと想像すると、欲情と共に激しい嫉妬心が湧き上がってくるのでした。
果たして政行の理性は、朝まで無事でいられるのでしょうか。
翌朝、志乃が目を覚ますと、隣には政行の穏やかな寝顔がありました。
まるで何かがあった後のような朝ですが、残念ながら志乃には昨晩の記憶がありません。
慌てふためく志乃に対し、政行はからかうような言葉をかけてきます。
そのやり取りは、仲睦まじいカップルのようで、とても微笑ましい場面でした。
結局、二人が一線を越えることはなかった模様。
仕事では決断力あふれる政行ですが、志乃のこととなると途端に純情になってしまうようです。
このギャップにキュンとしますね。
それからしばらく、政行は仕事中も明らかに志乃を意識するように。
酒に酔った色っぽい志乃の姿が、よほど刺激的な光景だったのでしょう。
ますます志乃への想いを募らせる政行。
しかし、その気持ちを素直に言葉にできないため、志乃は「もしかして、酔って醜態をさらした自分に失望されたのでは?」と不安を抱く事態に陥ってしまいます。
そんな中、久しぶりに頼れる味方・恵利香が登場。
政行の妹である恵利香の情報によると、パーティーでの失態で評判を落とした直樹が、秘密裏に何かを企んでいるとのこと。
どうやら、政行の悪評をばらまくことで、下がってしまった自分の評判を目立たなくさせようと考えているようなのでした。
この幼稚すぎる反撃計画には、思わず開いた口が塞がりません。
しかし、こんなチープな仕返しでも、野放しにしておくわけにはいかないのです。
このままでは、せっかく築き上げたものが壊されてしまうかもしれません。
政行、志乃、恵利香、そして斎藤の4人は、直樹の卑劣な企みを阻止するため、チームとしてその動向を探り始めるのでした。
『逆転エンゲージメント』ネタバレ41話~45話
直樹の不穏な動きを警戒する一方で、志乃と政行は着実にお互いの関係を深めていきました。
二人の間には固い信頼関係が生まれ、どこからどう見てもお似合いのカップルのよう♡
しかし、仲が深まれば深まるほど、新たな不安が…
それは、志乃の存在が政行にとっての弱点になってしまうかもしれない、ということ。
もしこれから本格化する後継者争いの中で、志乃に危害が加えられるようなことがあれば、今の政行なら社長の座をあっさり譲ってしまうかもしれません。
そんな悪い予感が、残念ながら的中してしまうのです…
直樹は、志乃がひとりになった瞬間を狙って尾行。
相変わらず、志乃がまだ自分を愛していると盛大に勘違いしている直樹は、一方的な言葉を連発して威圧し、支配しようとします。
しかし、もう以前の弱い志乃ではありません。
自分の言葉で、はっきりと直樹を拒絶することに成功するのでした!
用事を終えて帰ろうとする志乃でしたが、呼んでいたタクシーが見当たりません。
困っていると、そこに直樹が!
なんと、志乃が二人きりになるよう、わざとタクシーを追い払っていたのです。



気持ち悪い勘違い男!
直樹は志乃の腕を掴み、強引に車へ連れて行こうとしますが、必死に抵抗!
そんな緊迫した状況の中、ついにヒーローが登場。
駆けつけた政行は、直樹の胸倉を掴んで今にも殴りかかりそうな勢い。
ギリギリのところで理性を保ち、志乃を自分の車に乗せてその場を離れます。
車の中で政行は、自分の行動が志乃への強い嫉妬心からくるものだったと気づくことになります。
車内では、二人の少し気まずいやり取りが続きました。
政行が本気で怒っていたことに、志乃はかなり驚いている様子。
なぜあんなに強い態度をとったのか尋ねると、政行は「そうでもしないと、あいつの執着心は消えないだろう」と答えます。
そして、「何かが間違えば、君は直樹と結婚していたかもしれないな」と皮肉めいたジョークを口にしました。
しかし、真面目な志乃はこの冗談を真に受けてしまい、政行に気を使わせてしまったと落ち込んでしまいます。
政行の不器用な優しさが見える場面ですが、お互いの気持ちが少しだけすれ違ってしまう、もどかしい展開ですね。
志乃を家まで送った後、政行は車内で一人、志乃への想いを巡らせていました。
志乃のどこに惹かれているのかを、ひとつひとつ確認するように思い返す姿は、とてもピュアで心を打たれます。
そして、この気持ちが偽物ではないと確信し、正直になることを決意!
政行は、改めて志乃にプロポーズをしようと心に決めました。
最初はためらっていましたが、勇気を出して志乃に電話をかけ、「大切な話がある」と、特別な場所で会う約束を取り付けます。
『逆転エンゲージメント』ネタバレ46話~50話
志乃は直樹からの接触があって以来、政行の提案で一緒に会社に通うようになります。
毎日を共に過ごす中で、志乃は政行に対する気持ちが大きくなっていくのを感じていました。
彼の優しさや気遣いに触れるたびに、心の奥で温かな感情が芽生えてくるのです。
しかし、二人の関係は恋愛感情を持たない契約結婚であることを思い出し、志乃は自分の気持ちを抑えようとします。
政行の方も志乃への想いを抱いていましたが、複雑な状況のせいで素直に気持ちを伝えることができずにいました。
そんな折、斎藤から直樹を法的に訴える準備を進めているという報告を受けた政行。
さらに、SNS上では政行の評判を落とそうとする悪い噂が広がっていることに気づきましたが、冷静にどう対応するか考えていました。
その頃、直樹は政行の評判を下げ自分が次期社長になるべく、陽真理に向かって政行から暴力を受けたという作り話を流していました。
実際よりもひどい話に仕立て上げ、嘘に嘘を重ねることで陽真理を自分の味方につけようとします。
直樹の巧妙な話術により、陽真理は政行に対して悪い印象を持つようになってしまいました。
そして数日が経った後、SNSには政行が直樹に暴力をふるっている偽の画像が広く拡散されてしまうのです。
これにより、政行の立場はさらに厳しくなっていきました。
ある日、政行は志乃が職場の男性社員と話をしている光景を目にしてしまいます。
政行は急いで志乃のもとに向かい、その男性社員を威圧するような鋭い視線で見つめると、男性社員はその場から慌てて立ち去っていきました。
エレベーターに乗った政行は、志乃に先ほどの男性社員との会話について詳しく尋ねました。
志乃によると、その男性社員は過去の良くない噂について謝罪してきたということで、志乃も突然の謝罪にどう対応していいか困っていたと説明しました。
事情を理解した政行でしたが、自分が嫉妬していたという事実には全く気づいていませんでした。
それよりも日に日に美しさを増していき、周囲の男性からの注目も集めるようになっている志乃のことが心配でなりません。
そんな時、政行は恵利香と偶然出会い、志乃との関係について相談に乗ってもらうことにしました。
恵利香からアドバイスをもらった政行は、志乃に自分の本当の気持ちを打ち明けるべきかどうか悩み始めます。
しかし、直樹の存在や契約結婚という現実が頭に浮かんで、なかなか決断できずにいるのでした。
『逆転エンゲージメント』最終回結末ネタバレ!志乃と政行が結婚する?
『逆転エンゲージメント~悪名高い御曹司が私にだけ甘すぎる~』の最終回結末がどうなるのか楽しみで仕方ないという方も多いと思います!
本作はまだ完結していませんので、最終回結末に関して考察してみました。
逆転エンゲージメントネタバレ最終回結末①直樹と陽真理の自業自得な末路
物語の結末で、直樹と陽真理が幸せになることはまず考えにくいでしょう。
自分の思い通りにならないと感情的になって周りを巻き込む直樹に、会社のトップリーダーとしての素質がないのは誰の目にも明らかです。
父親である社長がどれだけ後押ししたとしても、社員たちの信頼を得ることはできないはず。
一方の陽真理も、そんな直樹を見限るかもしれませんが、これまでのように自分勝手な行動を続ければ、どんどん自分の立場を悪くしていくに違いありません。
最終的には、政行が言っていたように「お似合いの二人」として結ばれるか、あるいは共倒れになってしまうのではないでしょうか。
どちらにしても、これまでの行いを考えれば、二人が迎えるのは自業自得のバッドエンドでほぼ確定でしょうね。
逆転エンゲージメントネタバレ最終回結末②志乃と政行のハッピーエンド
最初は会社の跡継ぎ争いのための「偽装婚約」から始まった志乃と政行の関係。
しかし、数々の困難を一緒に乗り越えていく中で、二人の間には真の愛情が♪
お互いに辛い過去を抱えているせいで、自分に自信が持てず、相手の気持ちを素直に受け取れないもどかしい時期もありました。
それでも、周りの温かい人々の支えもあり、最終的にはお互いの気持ちを確かめ合うことになるはず!
後継者争いが完全に終わり、すべての障壁がなくなった時、今度は偽りではない、本当のプロポーズが政行から贈られることでしょう。
二人が心からの笑顔で結婚式を挙げるハッピーエンドが、今からとても楽しみです!
逆転エンゲージメントネタバレ最終回結末③新しい会社と水篠家の未来
志乃と政行が結ばれることで、水篠家と会社の未来も大きく変わっていくと考えられます。
最終的には、人望も実力も兼ね備えた政行が会社のトップに立つことになるでしょう。
そして、その隣には、多くの経験を経て強く優しくなった志乃が、最高のパートナーとして立っているはず。
二人が力を合わせれば、きっと会社はより良い方向へと発展していくに違いありません。
また、二人の最大の味方であった恵利香や斎藤といった頼れる仲間たちも、それぞれの場所で活躍し、新しい会社を支えていく重要な存在になるのではないでしょうか。
歪んだ関係に支配されていた水篠家にも、ようやく穏やかで明るい未来が訪れることになるのです。
『逆転エンゲージメント』を読んだ人の感想
逆転エンゲージメントの感想:主人公・志乃の成長から目が離せない!
『逆転エンゲージメント~悪名高い御曹司が私にだけ甘すぎる~』を読んでいて、一番心惹かれるのはやっぱり主人公・志乃の成長物語ではないでしょうか。
物語の序盤では、恋人だった直樹や妹の陽真理、そして継母からひどい扱いを受け、すっかり自信を失っていました。
そんな志乃が、政行や恵利香といった心強い味方と出会い、少しずつ自分を取り戻していく姿には本当に感動させられます。
最初はオドオドしていた志乃が、自分の意見をはっきりと言えるようになったり、悪意に立ち向かったりする場面では、思わず「頑張れ!」と応援したくなりますね。
偽装婚約から始まった関係が、志乃を強く美しく変えていく様子は、まさに最高のシンデレラストーリーです。
逆転エンゲージメントの感想:ヒーロー・政行のギャップがたまらない!
この物語のヒーローである政行の魅力も、たくさんの読者を虜にしているポイントだと思います。
仕事ではクールで頭が切れ、周りからは「厳しい猛獣」のように見られているのに、志乃の前ではとても優しくて、時々不器用な一面を見せるのがたまりません。
志乃を全力で守り、褒めて自信をつけさせようとする姿は、まさに王子様そのもの。
特に、志乃のこととなると冷静さを失いそうになったり、嫉妬心をむき出しにしたりする場面では、人間味あふれる政行の姿にキュンとしてしまいます。
このギャップこそが、政行というキャラクターをより一層輝かせているのですね。
逆転エンゲージメントの感想:悪役たちのクズっぷりとスカッとする展開が爽快!
『逆転エンゲージメント~悪名高い御曹司が私にだけ甘すぎる~』の大きな魅力として、悪役である直樹と陽真理の徹底した「クズっぷり」と、彼らが追い詰められていくスカッとする展開も外せません。
自分のことしか考えず、平気で人を傷つける二人の行動には読んでいて腹が立つこともあります。
ですが、政行と強くなった志乃によってその企みがことごとく打ち破られていく様子は、非常に爽快感があるんですよね♪
特に、パーティー会場で二人が大恥をかくシーンは、多くの読者が「待ってました!」と思ったのではないでしょうか。
勧善懲悪がはっきりしている物語なので、安心して読むことができるのも、この作品が人気を集める理由の一つだと感じました。
まとめ
今回は『逆転エンゲージメント~悪名高い御曹司が私にだけ甘すぎる~』の各話ネタバレ、そして最終回結末を考察してきました。
皆様も志乃と政行の偽装結婚の行方について気になる事がたくさん出てきましたね!
政行と志乃、そしてサポートのポジションにいる東城と斎藤はどのキャラクターも好感が持てる魅力的な人物になっており、彼らの暖かいやり取りも本作の見どころの一つだと思いました。
最終回までに政行と志乃の結婚が実現するのか、陽真理と直樹の結末はどうなるのか、そのような本筋はもちろん、日常描写も楽しめる作品になっています。
まだ本編を読んでいないという方は、ぜひめちゃコミックで読んでみてくださいね。
「逆転エンゲージメントネタバレ全話!最終回結末についても考察」でした。