忘却バッテリー藤堂葵のイップス克服は何話?過去や原因となった理由も紹介!

忘却バッテリー藤堂葵のイップス克服は何話?過去や原因となった理由も紹介! 漫画

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この記事では、「忘却バッテリー藤堂葵のイップス克服は何話?過去や原因となった理由も紹介!」をご紹介していきます!

『忘却バッテリー』に登場する小手先が誇るパワーヒッター「藤堂 葵」。

感情を全面に出し、自信満々な振る舞いでチームを引っ張っています。

その藤堂も、辛い過去とイップスという症状を抱えていますよね。

藤堂のことを改めて知りたい方に向けて、藤堂の過去とイップスになった原因から克服までの道のりを丸ごとお伝えしていきます。

それでは早速、「忘却バッテリー藤堂葵のイップス克服は何話?過去や原因となった理由も紹介!」を見ていきましょう!

 

忘却バッテリー藤堂葵のプロフィール

下記に藤堂葵のプロフィールをまとめています。

名前 藤堂 葵(とうどう あおい)
年齢 16歳(スタート時は15歳)
身長 181㎝
誕生日 8月31日
血液型 O型
学校/学年 都立小手指高校/2年(スタート時は1年)
ポジション 遊撃手(ショート)
投打 右投げ右打ち
家族構成 姉・妹(両親は登場していない)

見かけや言動は派手ですが、上下関係を大切にして真面目に練習に取り組む努力家。

シニア時代は先輩に可愛がられる後輩キャラでもありました。

作中ではアホな要の言動にツッコんだり、チームメイトにおちょくられたりするシーンがよくあります。

感情が全面に出るタイプのため、チームのムードメーカー的存在。

母を早くに亡くしており、家事をそつなくこなし、料理上手という意外な一面も。

野球では、恵まれた体格を活かしたパワーのあるバッティングが武器の強打者。

基本的にはフルスイングで打ちにいくスタイルですが、コンパクトなスイングでもしっかりとミートすれば、スタンドまで運べるほどのパワーがあります。

守備では内野の花形ともいわれる遊撃手(ショート)で、守備の能力も抜群。

しかし、過去には一塁への送球ができないというイップスを発症していました。

忘却バッテリー藤堂葵はなぜイップスとなった?過去の原因を解説!

藤堂がイップスになった原因は、エラーへの恐怖と大きな罪悪感です。

宝谷シニアとの試合で優勢に試合を進めていた大泉シニア。

しかし、藤堂が1塁へ暴投によるエラーを起こして、チームが負けてしまいます。

敗因を作り先輩を苦しませてしまったと感じた藤堂は、一塁への送球が出来なくなるというイップスを発症してしまいました。

暴投※2…投手が捕手の捕りきれない位置へ球を投げてしまうこと。ワイルドピッチとも言われる。

 

忘却バッテリー藤堂葵がなったイップスとは?

これまで上手く出来ていた動作が、突然出来なくなってしまう運動障害です。

精神的な傷から発症することが多く、スポーツ選手でなくても発症する可能性が…。

医学的には、身体に問題ないものの全身や一部がねじれたり、震えて思い通りに動かない「ジストニア」という症状に分類されています。

同じような動作を繰り返すスポーツ選手や演奏家などが発症しやすいとのこと。

プレッシャーがかかる場面で、極度のストレスと緊張から無意識に筋肉が固まり、思い通りの動作が出来なくなってしまいます。

その失敗体験が引きずられて、プロの選手を引退まで追い込む恐ろしい症状…。

有名な方でいうと、イチロー選手もイップスを発症して、数年間苦しんだことを打ち明けています。

元々は、ゴルフで思うようなプレーが出来なくなったことから言われ始めた言葉。

語源は「yips」で、「うわっ!」といった感嘆詞です。

藤堂のイップスは、一塁へ送球しようとすると身体が思うように動かず球が逸れてしまうという症状でした。

 

忘却バッテリー藤堂葵の過去とは?

藤堂の過去は漫画3巻(ジャンプ+の14話)/アニメ6話で描かれています。

中学生の藤堂は、大泉シニアのチームメイトと野球することが大好きでした。

優しく尊敬する先輩たちの最後の夏季大会。

憧れの帝徳高校からのスカウトの目がある中、宝谷シニアとの試合を控えていました。

チームメイトが対戦に不安を感じる中、藤堂は自信満な言動でチームを奮い立たせます!

ですが、要×清峰バッテリーの球を体感して、初めて藤堂は「打てない」と思いました。

自分が1番ではないという絶望感がじわじわと押し寄せてきます。

しかし勝利への流れは大泉シニアにあり、チーム全体での勝利を目指していました。

チームが順調に勝利へ進む中、藤堂が一塁への送球を暴投するエラーを起こしてしまいます

誰もが予期せぬエラーに、勝利への流れを逃してしまった大泉シニアは負けてしまいました。

責任を感じた藤堂は先輩たちに謝りますが、許してくれた先輩たちを見てすぐに後悔することに…。

先輩たちが許してくれることを頭の中では分かっていて、自分が楽になるために謝罪したと気づきます。

後日、藤堂の元に帝徳高校からのスカウトの話が来ました。

ですが、先輩たちには帝徳高校からのスカウトの話はありません。

スカウトを知った先輩たちから「おめでとう」と言われた時に、夏季大会のエラーを思い出します。

その日から、藤堂は一塁への送球が出来なくなりました…。

大きな罪悪感によりイップスを発症、自分の存在価値がなくなったと感じてしまい野球を辞めます

その後は、毎晩エラーをする夢にうなされて眠れなくなる毎日。

野球のことを考えたくなくて、喧嘩ばかりの日々を過ごしますが、どの痛みもあのエラーを超えることはありません。

そこで野球に関する全てを忘れるために、野球部の無い都立高校への進学を決めます。

しかし高校で、要×清峰バッテリーと再会することになりました。

 

忘却バッテリー藤堂葵のイップス克服は何話?

藤堂のイップス克服に関しての話は、漫画3巻(ジャンプ+の15話~16話)/アニメ7話で描かれています。

藤堂は、過去のエラーでイップスとなり、ショートの位置から一塁への送球が出来なくなりました。

イップス克服を決意して、皆で練習を始めます。

どのようにしてイップスを克服したか、その道のりを見ていきましょう。

 

忘却バッテリー藤堂葵がワンバン送球でイップスを克服したのは何話?

藤堂がワンバン送球でイップスを克服したのは、漫画3巻(ジャンプ+16話)/アニメ7話です!

藤堂のイップス克服のため山田・要・清峰・千早が協力して練習を開始。

しかし、ショートの位置から一塁への送球となると、どうしても球が逸れてしまいます。

そこで要が、千早のワンバン送球を思い出し、「ワンバンで一塁へ送球してみるのはどうか」と提案。

初めは、ワンバン送球に抵抗があった藤堂でしたが、1%でも可能性があるならと一塁へのワンバン送球を決意します。

その後、先輩たちにも協力してもらって練習を重ねますが、上手くいきません。

その様子を見ていた山田が、「自分に受けさせてくれないか」と藤堂に提案。

ワンバンの軌道をよく読める山田が捕ることで、藤堂のフォームの固さもとれて、ワンバン送球がだんだんと良い形になっていきます!

要の発案、山田の人柄、千早の分析、清峰の言葉が藤堂を後押しして、3日後にはワンバン送球でのイップス克服を果たしました。

また千早と藤堂の対決で、ランナーがいても一塁へのワンバン送球ができたというのは、アニメオリジナルの構成みたいです。

 

忘却バッテリー藤堂葵が完全にイップスを克服したのは何話?

藤堂がイップスを完全克服するのは、漫画10巻(ジャンプ+67話)です!

舞台は、西東京大会の4回戦・帝徳高校との試合。

9巻(ジャンプ+62話)の試合中では、ワンバン送球で見事にアウトをとっていました。

しかし、藤堂がワンバン送球しか出来ないと思った帝徳の小里が、9巻(ジャンプ+63話)で俊足を生かしてセーフを取ります。

そこから要のエラーもあり、小手指は逆転されてしまいました。

観客からも「小手指のショートがワンバン送球じゃなければなぁ」という声が挙がります。

逆転されて後がない場面で、藤堂の所に強い球がやってきました!

藤堂は球を見事にキャッチして投げますが、様々な葛藤や過去の暴投が頭をよぎり不安になります…。

しかしその時、一塁にいる山田が藤堂の名前を呼び、絶対に捕るという意志を見せてくれました。

山田の意志につられるように、藤堂は一塁へノーバン送球を果たします!

そして帝徳からアウトをとり、試合本番で完全にイップスを克服する強さを見せました。

その後、惜しくも帝徳には負けてしまいます。

ですが11巻(ジャンプ+78話)では、練習中の藤堂が山田以外でもノーバン送球できるようになった完全復活の姿が描かれています。

 

まとめ

この記事では、「忘却バッテリー藤堂葵のイップス克服は何話?過去や原因となった理由も紹介!」と題してお送りしました。

藤堂が完全にイップス克服を果たしたのは、漫画10巻(ジャンプ+67話)です。

また、過去やイップスについて描かれているのは、3巻(ジャンプ+の14話~16話)・アニメ6~7話になります。

主なイップスの原因は、エラーへの恐怖と大きな罪悪感です。

藤堂の過去とイップスになった原因について、まとめてみました。

  • 要×清峰バッテリーとの試合で、初めて自分が1番ではないと知る。
  • 試合の中で一塁へ暴投するというエラーを起こして、チームの敗因を作ってしまう。
  • 先輩たちへの謝罪は、自分が楽になるためだけの謝罪でしかなかったという罪悪感を味わう。
  • 憧れの帝徳高校からのスカウトが自分にしか来ず、先輩からのお祝いの言葉で、再び罪悪感に苦しむ。
  • その後、ショートの位置から一塁へ送球が出来なくなる(イップス発症)。
  • 自分自身に価値を見出せなくなって、野球を辞めてしまう。

明るく、常に自信満々な藤堂にも辛い過去と事情がありましたね。

しかし、仲間の協力と強い気持ちでイップスを乗り越えた藤堂は、今後もチームを支える戦力になることでしょう。

以上、「忘却バッテリー藤堂葵のイップス克服は何話?過去や原因となった理由も紹介!」でした!

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