100万ドルの五稜星・寝た子を起こすなの意味は?黒羽盗一が川添善久に変装した理由も考察!

100万ドルの五稜星「寝た子を起こすな」の意味は?黒羽盗一が日記&星稜刀を盗んだ理由を考察! 名探偵コナン

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この記事では、「100万ドルの五稜星・寝た子を起こすなの意味は?黒羽盗一が川添善久に変装した理由も考察!」をご紹介していきます!

名探偵コナン 100万ドルの五稜星ではキッドの父・黒羽盗一が登場し、数多くの謎を残していきました。

その中でも特に話題になったのが、盗一が残したメッセージ「寝た子を起こすな」。

このメッセージに関してはさまざまな考察がされており、気になっている方も多いのではないでしょうか?

また映画内では、盗一が川添善久に変装していましたが、その理由も明かされる事はありませんでした。

そこで今回は、「寝た子を起こすな」の意味と黒羽盗一が川添善久に変装した理由を徹底的に考察していきたいと思います。

100万ドルの五稜星で怪盗キッドが東窪榮龍の脇差を盗んだ理由は?

まず前提として、キッドはビッグジュエル(パンドラ)を手に入れるために怪盗としての活動を行っています

そのためキッドは宝石以外のお宝に関しては盗みを働きません。

しかし本作では「東窪榮龍の脇差2本を頂く」という予告状を送り、刀をターゲットとして行動を起こしました。

これに関しては、視聴者の皆さんと同様にコナンや平次も疑問に思っていましたね。

キッドは映画内で、刀を狙った理由を

ある男がどんでもないお宝を盗もうとしていた。だか、そいつはそれを盗む事なく消えちまったんだ。俺はただ知りたいだけさ。そいつが狙っていた宝が何なのか、どこにあるのか、そしてなぜ盗まなかったのか・・・

と語ります。

この「ある男」というのは、キッドの父親である’’黒羽盗一’’のことで間違いありません。

つまり、彼が刀を狙った理由は、父である盗一がなぜ盗めるお宝を盗まなかったのかを知りたいという好奇心に駆られたからです。

ちなみに、今作100万ドルの五稜星では、東窪榮龍が作った6本の刀を見つける事で、斧江圭三郎が隠した宝の在処がわかるという流れでストーリー展開されていきます。

 

斧江圭三郎が隠した宝の正体は?

函館山に隠されていた宝の正体は、暗号機と暗号解読機でした。

この暗号気は、戦時中に軍事情報の交信を敵国に傍受されても解読されないようにするためのもの。

暗号解読機は、敵国から傍受した暗号を解読するために用いられたものです。

史実や形状からエニグマという暗号機で、それを改良したものではないかと考えられます。

情報を得たものが制すると言われ戦時中に重宝されていた機器ですが、現代ではスマートフォンよりも価値が低く、宝に値するものではないと語られていました。

この宝を追っていた者たちは、

  • 斧江圭三郎が築いた莫大な富を金塊に変えて隠した
  • 戦況を一変させるほどの何か(兵器、爆弾)

といったものを期待し、宝探しに奔走していましたが、結果的に全くの別物でしたね。

 

黒羽盗一が残したカード「寝た子を起こすな」の意味は?

物語の終盤でキッドは宝の在処を見つけ出し、宝と同時にメッセージカードを見つけました。

そこに書かれていたのが「Wake not a sleeping lion」

日本語訳にすると「寝た子を起こすな」というメッセージになります。

このカードのデザインは怪盗コルボ―(黒羽盗一)が残したもので、キッドもその事には気づいている様子でした。

コナンファンなら、テンションが上がったシーンだと思いますが、ここで多くの疑問が浮かんできますよね。

  • 寝た子を起こすなの意味(盗一がメッセージを残した理由)
  • 盗一はなぜ、斧江圭三郎の宝を見つけ出したのか
  • キッドは盗一の生存を知っていたのか?

といった謎が気になってくると思います。

それでは一つ一つみていきましょう。

 

寝た子を起こすなの意味①そっとしておけ

こちらはほとんどそのままの意味になりますが、お宝は無価値なものだったため、「そっとしておけ」「余計な事はするな」という意味でカードを残したということです。

また、宝を巡って争いが起きないようにと思いを込めたものだと考えられます。
(実際には争いが起きてしまいましたがw)

ただ、この理由だと腑に落ちない点があります。

盗一は川添刑事に変装して、コナンたちと共に暗号を解読しようとしていました。

それだけなく、わざと斧江圭三郎の写真をモニターに出したり、コナン・平次に吉永神子の話を聞くように仕向けたりと宝へと導くヒントを与えています。

それに争いを起こして欲しくないのであれば、宝が無価値なものである事を公表した方が効果的です。

宝が無価値と知れわたれば、今作のような争いは発生しなかったはず。

そのため、この理由のためにカードを残したとは考えずらいですね。

 

寝た子を起こすなの意味②息子・快斗へ向けてのメッセージ

2つ目は怪盗キッド(黒羽快斗)へ向けてのメッセージであると考えれます。

これは息子に対し、怪盗キッドを復活させるなと忠告したかったのではないでしょうか。

快斗は父を殺したとされる謎の組織に復讐するため、ビックジュエルを探しています。

実際、父である盗一は生きていましたが、世間では死んだ事になっています。

そのため、盗一は怪盗キッドが死んだと組織に思われる必要があった。

もし快斗がキッドとして活動を続けていけば、組織に命を狙われる危険も高い。

といった理由です。

しかし、すでに盗一は快斗がキッドとして怪盗を続けていくという強い信念を持っていることは知っています。

なので、自分(盗一)が生きていることは知られるな、自分(盗一)の事は探さないで欲しいというのを伝えたかったにかもしれません。

こちらが一番可能性としては高いと思います。

 

寝た子を起こすなの意味③宝と黒の組織の関連性

最後の理由は宝である「暗号機」と黒の組織に繋がりがあるとする考えです。

暗号機が開発されたとされるのは戦時中になるので、今から約100年前。

当時、それを利用した人物として考えられるのが、100年以上前から生きていたとされる黒の組織のボス「鳥丸蓮耶」です。

黒の組織は以前から不老不死の研究を行っており、その鍵がこの暗号機に隠されているのではないかという説になります。

もしそうするなら、

  • 寝た=死んだ
  • 子=鳥丸蓮耶
  • 起こすな=復活させるな

という意味になり、「この暗号機で鳥丸蓮耶を復活させるな」と読み取る事もできます。

戦況を戦況を一変させる何か=蘇らせる力と捉えても面白いと思います。

もしこれが本当で、この事実を盗一が突き止めていたら、マジでヤバイですよね。

ただ今作ではキッドの真実というのがメインテーマかと思うので、鳥丸の謎まで青山先生がぶち込んでくるとは思えません。

面白い考察ですが、信憑性は低いと考えれます。

 

黒羽盗一はなぜ斧江圭三郎の宝を見つけだした?

息子の2代目キッドは宝石を狙って活動していますが、盗一扮する初代怪盗キッドも宝石だけを狙っていたのか定かでありません。

そのため、黒羽盗一は斧江圭三郎の宝を見つけ出した理由は推測になってしまいます。

可能性としては、誰かに宝を探して欲しいと依頼を受けた。

もしくは、宝の正体が「戦況を一変させるほどの何か」という情報を耳にし、そのまま放っておくことはできなかった。

後は上記でも記載した、黒の組織の秘密を探るためという3パターンが考えられますね!

 

怪盗キッドは黒羽盗一の生存を知っていた?

100万ドルの五稜星の公開前の「まじっく快斗」「名探偵コナン」では黒羽盗一の生存は示唆されていたものの、実際に生きているという情報は分かっていませんでした。

怪盗キッド(快斗)は今作で、盗一がなぜ盗めるお宝を盗まなかったのかを知るために行動しています。

盗一が斧江圭三郎の宝を盗んだのが死んだとされる8年前より昔であるなら、快斗は現在も父親は死んでいると思っているでしょう。

しかし、コナンと平次が巫女の神子から事情を聞いている際に、星稜刀が盗み出されたのが数年前という証言がありました。

この時、キッドはお店の監視員に扮してこの話を聞いていましたね。

数年前という表現の仕方から8年よりも短いと思われます。

そして盗一が星稜刀を盗んでいることに快斗は気付いているはずです。

また、盗一が残したメッセージを発見した際にも「見つけたよ。見つけたけど、取らなかったんだよな、親父。」と言っていました。

どのタイミングで気づいたかは定かではありませんが、キッドは黒羽盗一の生存に気づいていると思われます。

まじっく快斗でコルボ―との勝負の後にはもう薄々気づいていたんじゃないかな!

>>黒羽盗一の詳細はコチラ

 

100万ドルの五稜星で黒羽盗一が日記&星稜刀を盗んだ理由は?

星稜刀は斧江圭三郎の宝を見つけ出すために、一番重要となるキーアイテムでした。

また、町田正徳の日記は星稜刀を探すためのヒントとなるものです。

上記でも説明した通り、このお宝は見つけたとしても、価値がないものである事を盗一は理解しています。

この宝を巡って争いが起きないように、宝の在処を示す重要アイテムを盗んでおいたというのが答えです。

 

星稜刀を工藤優作にプレゼントした理由は?

表向きとしてはマカデミー賞のお祝いとして贈ったと優作が話していたところから、これまでの経緯と合わせて理由を推測すると

  • 争いを起こさないため(宝のありかが見つけられないようにするため)
  • 盗品を売る心配がないかつ盗一がキッドであることを知る双子の弟である

この2点が挙げられます。

まさか工藤新一の父である優作が星稜刀を持っていたのは驚きましたね。

まさに灯台下暗しでした。

 

黒羽盗一が川添善久に変装していた事がわかる伏線!

続いて、本作で盗一が変装した川添善久にまつわる考察です。

川添は北海道警察の刑事で、北海道出身の俳優大泉洋さんがゲスト声優を務めたことでも話題になりました。

本編の最後に川添の変装を脱いだ盗一が現れるのですが、物語の随所に彼が変装していたことがわかる伏線が隠されていたので紹介します。

 

西村警部のセリフ

まずは冒頭の川添が殺人現場に現れるシーンです。

川添に扮した盗一が遅刻してくるのですが、同じ道警の西村警部は「ドジだけど、遅刻する奴じゃないんだけどな。」というセリフを発します。

物語の序盤から西村は川添がいつもと違うことを察知しおり、中身が別人という伏線を張っていました。

 

ホワイトボードに図形を描く場面

捜査の中で川添がホワイトボードに図形を描いていましたが、筆跡をたどって自動的に正しい図形を変化させる高性能なものを扱っていました。

何度か図形を描くシーンが出てきたので印象に残っている人も多いと思いますが、あれは盗一の筆跡だったのです。

会議室ではコナンと沖田総司に変装したキッドもいたので、筆跡で怪しまれないように使用したと推測されます。

 

中森警部が復活した直後の川添の表情

中森が病院のベットで意識を取り戻し、娘の青子が医者を呼びに行くシーンにも登場しました。

青子が医者を呼びに行く際、変装して見守っていたキッドが反対側に向かって歩くところを川添が目撃します。

目撃した彼の表情はニヒルな笑顔でしたね。

ドジなキャラクターには似合わない笑顔だったので、明らかにおかしいと感じた人も多かったと思います。

これが盗一であれば納得できますね。

 

黒羽盗一が川添善久に変装していた理由は?

今回、盗一が川添に変装していた理由としてこれらの理由が挙げられています。

  • コナンと平次、そしてキッド(快斗)の手助け
  • 息子である快斗を見守って、宝のそばにあるメッセージを見せたかった

本物の川添は宝の伝説や久垣殺害事件の容疑者に詳しく、変装するのにうってつけの人物でした。

川添に扮することで宝の謎解きをアシストできると見込んだのでしょう。

彼のドジな性格を利用して重要なヒントを与えている場面も合ったので、元々二人を知っており信頼をしていたと推測されます。

そして捜査の途中で二人に神子さんの事情聴取を任せていましたね。

あれは盗一が刀を盗み出した張本人であることのうしろめたさから、川添の立場を利用して任せたと言われています。

また始めから息子である快斗が宝を探し出すことを見込んでメッセージを残しています。

快斗が宝のそばにあるメッセージにたどり着けるように、捜査の協力や中森警部が運ばれた病院にも訪れて見守っていたという説もあります。

 

まとめ

この記事では、「100万ドルの五稜星・寝た子を起こすなの意味は?黒羽盗一が川添善久に変装した理由も考察!」と題してお送りしました。

コナン作品の中でも最も複雑で難解なストーリーであると言われていましたが、物語の今後を左右する考察要素がてんこ盛りでしたね。

「寝た子を起こすな」の意味も人それぞれ違う捉え方ができ、とても面白いメッセージだったかと思います。

黒羽盗一の目的や行動も現段階では定かではありませんが、きっと何かしらの意味があるのではないでしょうか。

次回のコナン映画も目が離せませんね!

「100万ドルの五稜星・寝た子を起こすなの意味は?黒羽盗一が川添善久に変装した理由も考察!」でした。

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