「生き残った王女の笑顔の裏には」という漫画をご存知ですか?
辛い境遇にあった王女が自分の命を守るために必死になる中で、愛や幸せを見つけていく物語です。
原作は韓国小説ですが、日本語で漫画を読むことができ、今連載が進んでいます。
今回は「生き残った王女の笑顔の裏には」のネタバレ全話と、最終回や結末がどうなるのかを原作の韓国小説から先取りしてしまいましょう!
ネタバレ全話は今のところ配信されている漫画の範囲になりますが、最終回結末がどうなるかは原作からしか知り得ません!
特別にご紹介しますね!
生き残った王女の笑顔の裏にはの原作は韓国小説?
この作品は原作が韓国小説です。
原作名は「살아남은 왕녀의 웃음 뒤에는」でNAVERで配信されていました。
原作小説は全142話に加え、外伝18話で完結しています。
韓国語が読める方は、原作で楽しんでみるのもいいかもしれませんね!
生き残った王女の笑顔の裏にはネタバレあらすじ全話
では、現段階で配信されている漫画のネタバレを楽しんでみましょう。
ワクワク・ドキドキの展開をお楽しみください。
生き残った王女の笑顔の裏にはネタバレ1話~10話
クラドニエ辺境伯は長年国境を守り、国王に忠実を尽くしてきました。
今回、シダテ公国との対立を制圧に成功し、国王からの褒美をもらえることになります。
その褒美とはクラドニエ辺境伯の息子、エイリックの結婚相手でした。
国王の妹、ミエサです。
国王の妹といえば聞こえはいいですが、障害があるのかまともに歩くことも、話すこともできません。
褒美どころか厄介者を押し付けられただけのように見えます。
しかし、エイリックは感情を乱すことなく彼女を受け入れ、世話をし始めました。
ミエサは像に登ろうとしたり、食べ物ではないものを食べようとしたり、突然寝転がったりとまるで幼い子どもか動物のよう。
エイリックは優しく、そして辛抱強く接し続けました。
初夜どころではありませんでしたが、侍女たちの目をごまかすためにわざと血のついたシーツを見せたりなどして彼女を守ります。
クラドニエ辺境伯はミエサを受け入れることができず、目を合わすこともしなくなりました。
エイリックの母であるタリエッサはミエサのことを始めは毛嫌いしていたものの、亡くなった娘ロジエと重ねるようになり愛おしさを感じ始めます。
王家から一緒に来た侍女たちはミエサに嫌がらせをしますが、一部の下女やエイリック、タリエッサの親切によって彼女は徐々に元気になっていったんです。
ミエサが何を理解しているのかがまだ手探りですが、彼女について分かってきたこともありました。
彼女はもともと一般的な女性で、戦争によって心が壊れてしまったということ、そして鳥が苦手ということ。
もともとエイリックにはクリスピン家の婚約者ラカネがいました。
クリスピン家はまだエイリックのことをあきらめることができていないため、何やらトラブルの予想…。
エスキリル王国の風習に則って、エイリックとミエサは王に会いに行かなければなりません。
生き残った王女の笑顔の裏にはネタバレ11話~20話
初夜に何もなかったということが侍女を通してバレてしまいました。
このままでは王に逆らったと思われてしまいます。
そのピンチを救ったのはなんとミエサが、初夜について詳しく説明し始めたんです。
今まで何も分かっていないと思っていたミエサが実は正常だったということが分かった瞬間でした。
しかもミエサは今までの会話を完全に記憶できるという驚異の記憶力の持ち主だったんです。
障害があるどころか、天才!?
今までの狂ったふりはすべて演技で、エイリックたちのことを守るためにしていたことだということが分かりました。
幼い時に母親を始め次々と身近な人たちが王に殺されていくのを見ながら、生き残るために考えたのが、気の狂った人間を演じることだったんです。
ただ、この秘密を知っているのはエイリックだけ。
いつまで狂った王女を演じる必要があるんでしょうか。
今までもそんな感じがしましたが、エイリックはミエサのことを意識するようになりました。
ちょっとした仕草が気になりますし、愛おしく感じます。
身体にある無数の傷跡をみて、これ以上傷が増えないように守ってくれました。
長年人間らしく生活してこなかったため、いろんなことが不自由でしたがエイリックは辛抱強く接してくれます。
ミエサは初夜を焦り、なかなかエイリックがそうしてくれないのは自分を捨てるつもりなのかと不安に思っていました。
しかし、エイリックはミエサが大切だからこそ気持ちが伴うことのないままそうすることがないようにしていたんです。
ミエサは自分が気が狂っていると思わせるためにわざと花畑に飛び込んだりしてみせます。
その奇行に心配したタイリッサは怒り狂ってしまいますが、エイリックが把握してくれてるので安心です。
エイリックはクラドニエ騎士団の中で医師として働いているケルナを侍女のようにミエサのそばにいられるよう取り計らってくれました。
生き残った王女の笑顔の裏にはネタバレ21話~30話
侍女の中には国のことを思うばかり、気の狂ったミエサのことを早く追い出したいと思う者もいました。
そんな時でもエイリックはミエサのせいで自分の仕事が疎かになることを許さなかったので、周りに文句を言わせない態度を保っています。
二人で市内に出かけた時に、ミエサは初めてエイリックが国民から英雄として称えられている事を知りました。
一方で、ミエサとの結婚を喜ばしく思っていない人もいるという現実を突きつけられます。
取り乱してしまったミエサはなんとか誤魔化そうと気絶したふりをしますが、エイリックにはお見通しでした。
ただ、彼には正直に自分の気持ちを話すことはできません。
自分のせいで、エイリックがつらい思いをしているのではないか、申し訳なくてたまらなかったのに、それを言い出すことはできなかったんです。
彼に対してやっと嫌いではなくなった…そういうのが精一杯。
彼の中では、二人はかなり親密になってきていたと思ってたため、その程度だということを知ってけっこうショックでな気持ちになったのでした。
ある日、とある事件が起こります。
エイリック、ミエサ、ケルナで出かけた時、ケルナが襲われて怪我をしてしまったんです。
もちろん、騎士団で戦うケルナは圧倒的な強さで相手を封じ込めてしまいました。
ケルナを襲ったのは、わざと妊娠させてエイリックの愛人に見せかけたいと思ったからのようです。
黒幕はマレカ夫人でしょう。
ずっとミエサやクラドニエ家についての王の密偵としても働いていた彼女の仕業に違いありません。
ケルナの段違いの強さのせいでその作戦は失敗してしまいました。
生き残った王女の笑顔の裏にはネタバレ31話~35話
ミエサが自分の過去について明かしてくれます。
ある日、国王が攻めてきて、それまでみんなで仲良く暮らしていたセリア宮が悲惨な戦場となりました。
次々と殺されていき、ミエサの母親もその犠牲となります。
その時に、どんな手段を使ってでも…たとえ気の狂ったふりをしたとしても生き残りなさいと言われていたんです。
今までのミエサについて知ることができたエイリックはその夜初めて彼女と身をつなげることにしました。
やっと初夜を迎えたんです。
翌日、安心して眠っている二人のもとに緊急の連絡が入ってきました。
ケルナを襲った黒幕はエイリックの元婚約者のクリスピン家の仕業だったというものです。
さて、マレカ夫人が二人が身体を重ねたことを知ると無理やりミエサを着飾らせ、口紅を塗ろうとします。
実はそれが毒だということが分かったのは、ドアを蹴破ってミエサを助け出したエイリックがマレカ夫人に口紅を食べさせたからでした。
即死するほど強力な毒でしたが、口紅として使うことで少しずつ毒を盛ろうと考えたのでしょう、そしてあわよくばキスをしたエイリックにも毒が付くのも狙ってたのかもしれません。
クリスピン家の仕業だとしたら、クラドニエ家とクリスピン家が争うのを狙っていたとか?
エイリックが推測して考え、とりあえず様子を見て気づかないふりをすることにします。
マレカ夫人が亡くなったことで、もうひとり王宮から来ていた侍女ディアレ夫人の陳述の正確性を保つために、サラケゼ公爵のドイドと会うことになりました。
また、王宮からは近衛隊長のティルベリグがやってきました。
彼はミエサのことを心から心配しているようにみ見えますが、実際のところどんな人物なのかは分かりません。
生き残った王女の笑顔の裏にはネタバレ36話~40話
深夜、エイリックの元を尋ねたラカネは、用件を簡潔に述べるように促されました。
ラカネは両親の性格について説明を始め、両親の反逆的行為に対して謝罪の言葉を口にします。
父母ともに利己的な割に無能であること、さらに父親は特に王からの承認を得られずに常に反発心を抱いていたと語るラカネ。
また、事件の発端は、カーライル伯爵夫人がラカネの母親を扇動したことであることも明かしました。
冷静に判断すれば王の計略だと理解できるはずなのに、母親はよく考えずに行動に出てしまったのです。
ラカネは王の寛大さを願って訪れており、エイリックはこの件がラカネの本意ではなかったことを認めます。
マレカ夫人の急死により、ミエサは別の部屋へ移住することに。
食事の際、エイリックが部屋の快適さについて尋ねても、ミエサの意識はどこか遠くにあるように見えました。
長年にわたって自分を苦悩させてきたマレカ夫人が、予想外にあっけなく亡くなってしまったという事実は、ミエサに大きな衝撃を与えていたのです。
訃報を耳にした瞬間、直接その最期を目撃できなかったことを残念がるほどの開放感を味わっていたほどでした。
一方で、マレカ夫人が自分の隠された真実に感づいていたのではないかという懸念が湧き上がり、恐怖感まで覚えていました。
夜更けに悪夢によって円が冷めたミエサは、エイリックが隣で眠っている姿を見て心を落ち着かせました。
エイリックはいつも窮地に現れて救ってくれる頼りになる存在です。
あの危機的状況でも、もしエイリックが現れなければ、マレカ夫人によって自分の秘密が王宮に伝えられていたでしょう。
以前はエイリックの健康と長寿を祈るだけでしたが、今では二人で共に長い時を過ごしたいと願うようになりました。
禁じられた会話を聞いてしまったケルラは、急いでミエサを背負って現場を離れていきます……。
廊下で女中たちと遭遇し、ミエサの衣服が汚れたため替えがないか相談すると、逆に女中たちからミエサの生理用品について質問を返されてしまいました。
これまではマレカ夫人が管理していましたが、今後は自分たちが担当しなければならないと考えたようです。
ケルラはミエサをエイリックの元へ運んだ際、ミエサに月経がないことも報告しました。
ケルラは懸命に資料を調査していましたが、ミエサに投与されていた薬物の特定には至っていません。
現時点では異常は見られないものの、将来的に何らかの症状が現れる可能性を危惧していました。
生き残った王女の笑顔の裏にはネタバレ41話~45話
エイリックは今でも戦争の記憶に悩まされ、悪夢を見ることがあります。
悪夢で目を覚ますと、ミエサが苦しそうな表情で眠っていることに気が付きました。
雨が苦手なミエサのためにカーテンを閉めますが、ミエサの様子がどうにもおかしいことに気が付きます。
心配になってケルラを呼ぶと、ミエサは虚脱状態だと診断されました。
ミエサの雨嫌いがここまで深刻なトラウマだったことを知り、エイリックは驚きを隠せません。
そんな時、ケルラから美しい紙が必要だと言われます。
この紙は果たして何に使われるのか……。
実は、ミエサはエイリックのことが好きすぎて彼のことをまっすぐ見ることができずにいました。
そんなミエサのウブな気持ちに全く気が付かないエイリックは逆にミエサを心配してしまいます。
熱があるか確認しようと額に触れられて、男慣れしていないミエサはとっさにエイリックのことを叩いてしまいました。
次の日の朝、エイリックが注文していた新しい服が届きます。
それを持参したケルラはミエサにはもっと華やかな色が似合うはずだったと提案します。
今までは自分の見た目にそれほど気をかけたことがないミエサでしたが、とたんにエイリックから見て自分がどう見えているのかが気になりだしてしまいました。
夜、エイリックに話しかけられますが、どうしてもまっすぐ彼のことを見ることができません。
そんなミエサの様子をみて逆に不安になるエイリック。
なぜ視線をずらすのか?なぜこちらを向いて寝てくれないのか?エイリックは問い詰めます。
ミエサがゆっくりと彼の方を向くと、そこにはミエサを優しく見つめるエイリックの姿が。
エイリックに抱き寄せられて、ミエサは幸せな気持ちに包まれながら眠りに落ちるのでした。
翌日、エイリックはケルラに薬の検査結果を尋ねます。
しかし、使われていた薬の種類はまだ判明していません。
ケルラは「重い中毒にはならないはず」と慰めてくれますが、原因が分からないことでエイリックの不安は募るばかりでした。
そこへ王宮から新しい侍女マネル夫人がやってきます。
彼女はミエサの変化に驚きます。王宮では汚れた格好をしていた彼女が、今では上品な雰囲気を身にまとっていたからです。
生き残った王女の笑顔の裏にはネタバレ46話~50話
華やかな建国祭の会場で、ミエサは厳しい現実に直面していました。
貴族たちからの冷たい視線と、耳に痛い噂話が彼女を取り囲んでいます。
過去や見た目について心ない言葉を投げかけられ、子どもたちまでもが怖がって逃げていく様子を見て、ミエサの心は深い絶望に包まれてしまいました。
そんな妻を守ろうと必死になるエイリックでしたが、彼の怒りは限界寸前でした。
そこへクリスピン家のカネラが現れ、丁寧に挨拶を交わします。
その光景を見たミエサは、胸を締め付けられるような思いで「エイリック様がカネラ様と結ばれていたら、私がこんな苦しみを味わうこともなかったのに」と考えずにはいられませんでした。
会場に国王ベルメルが登場すると、雰囲気は一変。
片隅で抱き合う夫婦を見つけた国王は、冷たい笑みを浮かべています。
建国祭の賑やかな様子を眺めながら、エイリックの態度に強い不快感を覚えているようです。
婚約者のアニカが「セリア宮の獣の首が欲しい」とささやくと、国王は歪んだ楽しみを感じつつも「あれは玩具に過ぎない」と釘を刺しました。
側近からの報告を受けた後、エイリック夫妻を呼び寄せるよう指示を出します。
アニカが止めようとしましたが、国王は冷たく振り払い「自分こそ女神に愛された存在だ」と誇らしげに語る始末です。
カーライル伯爵とマレカ子爵が近づいてきて、表面的にはミエサを心配する素振りを見せながら、実はクラドニエ家の内部事情や跡継ぎの問題を探ろうとしていました。
クジャク公爵夫人も加わり「家臣たちの反発は相当なものよ」「あの方が女当主では不安ね」と、わざと不安をあおるような発言を続けていました。
エイリックの苛立ちはピークに達そうとしています。
セラス帝国宮廷伯爵が侮辱的な言葉を浴びせ「ティルベリック殿の求婚を断るとは面白い」「拷問に関心がある方もいるそうですね」と挑発的な態度を取ります。
エイリックが怒りに震える姿を見て、国王ベルメルは楽しそうに笑いながら、ミエサに「こちらに来なさい」と命令しました。
悲鳴を上げたミエサはエイリックを押しのけ、過去の辛い記憶に苦しみながらも国王の元へ向かい、そのまま気を失ってしまいます。
従順なミエサの様子に満足した国王は「ドレスの刺繍が見事だな」とエイリックを嘲笑います。
そして建国祭の三日間、宮殿に滞在するよう命じ、侍女長のナミリアを世話係に任命するのです。
エイリックがミエサに詳しく聞くと、彼女は「ティルベリー様は助けてくださろうとした」と説明しましたが、なぜ裏切り者と呼んだのかについては曖昧な答えしか返しませんでした。
「何もしないでください」と懇願する妻の姿に、エイリックは深い無力感を感じずにはいられません。
実は建国祭の一週間前、国王は侍女に対して「面白いやり方で決着をつけよう」と話してていました。
牢獄にいるディアレは、ナミリアに「マレカ様が最期にあの方を見て不思議なことをおっしゃった」という情報を伝え、助けを求めていたのです。
生き残った王女の笑顔の裏にはネタバレ51話~55話
朝、エイリックの姿が見えず不安に駆られたミエサでしたが、それは朝食準備のための外出でした。
安堵したミエサは、ティルベリーとの関係について真実を告白します。
「彼はただ親切だっただけで、結婚の件も秘密にしていた」と説明し、エイリックはその言葉を信じることにしました。
しかし侍女たちは、ミエサが正気を装っているのではと疑い始めます。
食事中、ミエサが突然暴れて倒れる事件が発生。
昼食会の準備で王家の衣装への着替えを命じられ、別室での着替えに反対するエイリックでしたが、王命だと告げられ従わざるを得ませんでした。
一方、国王ベルメルは悪夢に苦しんでいました。
幼い頃から王位継承の重圧に悩み、母からは「王にならねば価値がない」と言われ続けた過去。
兄弟を殺害して王冠を手に入れた罪悪感が、今も彼を悪夢で苦しめています。
目覚めた彼は婚約者に八つ当たりし、この悪夢もミエサたちのせいだと憎悪を燃やしました。
エイリックはミエサを離すまいと抵抗しましたが、侍女は王命を盾に拒否。
ミエサの部屋から音がして駆けつけると、開いた窓と靴だけを発見します。
実際は侍女が床下でミエサを捕らえ、特別な薬を飲ませていました。薬によりミエサの目は赤く染まり、苦悶の表情を浮かべます。
貴族たちに嘲笑されていたアニカは、ベルメルから女性の晩餐会を任されました。
ミエサを侮辱しようとしましたが、彼女が王の「玩具」であり危険だと警告されます。空虚な人生を悟ったアニカは、ミエサと共に逃れることを決意しました。
体調不良で遅れたミエサは、薬の影響で幻覚に襲われて暴れ出します。
アニカが静かな場所へ連れて行こうとしますが、ミエサの目にはアニカがエイリックに映っていました。
狂気の中でミエサは愛を告白。
「ひとりは嫌、ずっと一緒にいたい」と涙ながらに訴え、この告白を聞いた婚約者は剣を落としてしまいます。
エイリックはティルベリックに宴会場を尋ねましたが、彼は王命への服従を説きます。
激怒したエイリックに胸ぐらを掴まれたティルベリックは、ついに場所を教えて剣を渡しました。
生き残った王女の笑顔の裏にはネタバレ56話~60話
エイリックの婚約者ミエサが危険な目に遭いそうになった時、ナミレア侍女長が突如として姿を現しました。
ベルメルの婚約者アニカは焦って弁解を始めますが、ナミレアの頭の中では別のことを考えています。
ミエサが本当に心の病を患っているのかどうか、自分の目で試してやろうという企みです。
そこでナミレアは、周囲に鳥の餌をばらまくという行動に出ました。
この策略でミエサの本当の状態を見極めようとしたのです。
案の定、鳥たちのさえずりと突然響いた雷鳴にミエサは激しく動揺し、アニカに縋るように抱きつきました。
この光景を見たナミレアは、ミエサが正常な判断力を持っていることを確信します。
真実を知ったナミレアは怒り狂い、ミエサの髪を乱暴に掴んで地面へと叩きつけました。
さらに無数の鳥を召喚して、ミエサを極度の恐怖状態に追い込んだのです。
この異常事態を察知したエイリックが、急いで現場へと向かいました。
エイリックは愛剣を振るって鳥の大群を蹴散らし、ナミレアの首筋に刃先を当てながら「何が狙いだ」と鋭く追及しました。
するとそこへ国王ベルメルが現れ、エイリックの振る舞いを「王族への不敬罪だ」と激しく糾弾します。
それでもエイリックは動じることなく、ミエサの鳥恐怖症を熟知していながら意図的に苦痛を与えたナミレアの卑劣な計画を暴露し、適切な捜査を要請しました。
ところが予想外にも、ベルメル王はその要求を受け入れると同時に、即座にナミレア侍女長の命を奪ってしまいます。
返り血を浴びて不敵な笑みを浮かべる王の前で、エイリックは戦慄するしかありませんでした。
消耗したミエサを支えて館に帰ると、ケルラとエイリックの母親が不安げな表情で出迎えました。
生き残った王女の笑顔の裏にはネタバレ61話~64話
ハケイル大公がエイリックに打ち明けた衝撃的な事実は、王宮に隠された闇を浮き彫りにしました。
ミエサが鳥を極度に恐れる理由は、母親が国王の指示で猛禽類に襲撃され命を落としたという痛ましい過去にあったのです。
宮廷伯爵セラスの野心的な計画も明らかになります。
彼は密かに兵を集めながら、ベルメルへの忠誠を装っていました。
しかし真の狙いは王座の簒奪であり、ミエサの亡き母への歪んだ執着が彼を突き動かしていたのです。
母に瓜二つに成長したミエサと結婚し、傀儡の女王として操ろうとする恐ろしい企みでした。
建国祭での出来事を機に、エイリックの母はミエサの守護者となる覚悟を決めます。
早逝した愛娘ロージーの面影をミエサに見出した彼女は、深い悲しみからガラス越しでしか人と向き合えなくなった心境も語りました。
「このままで本当によろしいのですか」と問いかける母の言葉に、ミエサは最初こそ取り乱したような笑いを見せるものの、温かな抱擁に包まれて成長への強い意志を燃やし始めます。
遠征から帰還したエイリックは、父に疎外感を覚えつつもミエサとの再会を果たしました。
彼女が習得した手話で「会いたかった」と伝える姿に深く感動し、従順だった頃とは打って変わって戦う意志を示すミエサの変化に心を打たれます。
そして運命を左右する「王位継承の意思」について重要な問いを投げかけました。
一方、ケルラとの会話でセラスの下心を知ったミエサは動揺を隠せません。
エイリックからの愛情表現に不安を抱く彼女でしたが、ケルラの「彼には愛があるから大丈夫」という言葉に救われます。
そんな中、エイリックの元にはカネラ・クリスピンからの書状が届いており、新たな展開の予感を漂わせています。
生き残った王女の笑顔の裏にはネタバレ最終回結末!原作の韓国小説から調査
漫画は引き続き連載中ですが、原作の小説から最終回結末のネタバレを見ていきましょう!
生き残った王女の笑顔の裏にはネタバレ最終回結末①国王を倒すことに成功する
ミエサは自分の兄である国王ベルマリク2世に逆らうことがどれだけ危険なことか分かっていました。
そのためエイリックが国王に対抗するのを止めようとしていました。
しかし、ミエサ自身が命を狙われることになり、黙っていればいいというわけではないと思ったんです。
それでサラケゼ公爵家、クリスピン家と協力して国王を倒すことに成功しました。
生き残った王女の笑顔の裏にはネタバレ最終回結末②ミエサが王権を継承する
亡き国王のあとを就いだのはミエサでした。
国王の座についてからすぐ国の立て直しを始めます。
暴君だった国王の影響は大きく、簡単なことではありませんでしたが、彼女のそばにはいつもエイリックがいました。
生き残った王女の笑顔の裏にはネタバレ最終回結末③ミエサは毒殺される?
ミエサは知らぬ間に毒を盛られていて、3年後に命を落とすことが分かってしまいました。
じわりじわりと効く毒をずっと飲まされていたんです。
解毒するにはシダテ公国のある薬草を飲む必要があります。
国の改革を続けるにつれて今まで彼女を苦しめていた人たちへの復讐を始めていきました。
徐々にその復讐は残酷さを増していきます。
命に限りがあるせいか、まるで何かに取り憑かれた怪物のようになってしまったんです。
生き残った王女の笑顔の裏にはネタバレ最終回結末④エイリックが戦死する?
シダテ公国との戦争が始まってしまい、エイリックも戦地に赴くことになりました。
そして、あろうことかミエサはエイリックの戦死の知らせを受け取るんです。
あまりの出来事にもはや気が狂ってしまいそうになるミエサ。
優しくて紳士的だったエイリックとの毎日が思い出されてなりません。
あの頃に戻れたら…ずっとそんなふうに考えていました。
すると、戦死していたと思っていたエイリックが帰還してきました。
その手にはシダテ公国にある解毒作用のある植物があり、しかも戦争を終結させてきているではありませんか。
彼女にとってはエイリックと過ごせる日々がどれほど貴重で代えがたいものなのか、この期間に痛いほど感じました。
生き残った王女の笑顔の裏にはネタバレ最終回結末⑤ミエサはクラドニエ家に帰る
エイリックが帰ってきてくれたことでミエサは、本当の幸せについて考えるようになりました。
そして、国王の座を手放し、クラドニエ辺境伯夫人だった時期に戻りたいと思ったんです。
つまり、エイリックの妻になりたかったんですね。
そのためミエサは必要な改革を迅速に終わらせ、従兄弟のハケイル大公に王座を譲ることにしました。
気が狂ったふりをしていた頃から安心して過ごせていた場所に帰ることができたミエサはエイリックやその家族と幸せに暮らしていきます。
まとめ
『生き残った王女の笑顔の裏にはネタバレ全話!最終回結末を原作の韓国小説から調査』と題して見てくることができました。
王女が最後の本当の幸せにたどり着くまで本当に多くの物語がありましたね。
現段階で配信中の全話のネタバレに加え、気になる最終回結末も知ることができました。
原作の韓国小説からの最終回はこちらも幸せな気持ちになれるような優しいハッピーエンドです。
韓国小説あるあるなんですが、原作と漫画の結末が違うという可能性もありえるので、漫画『生き残った王女の笑顔の裏には』のネタバレも引き続きご注目くださいね!