この結婚はどうせうまくいかないネタバレ最終回結末！原作小説のラストはどうなる？

ピッコマやめちゃコミックで大人気の漫画「この結婚はどうせうまくいかない」。

原作は韓国小説で、物語のヒロイン・イネスと「顔がいい」という理由で彼女の将来の夫に選ばれた主人公・カッセルとの恋愛ストーリーです。

お互いに相手に興味がなかった2人が夫婦になっていく姿は胸キュン間違いなし！

この記事では、「この結婚はどうせうまくいかない」のネタバレあらすじと完結している原作の韓国小説から最終回の結末に関するネタバレをご紹介します。

最終回で2人はどのような結末を迎えるのでしょうか。

気になる方はぜひ、最後まで本記事を読んでみてください。

この結婚はどうせうまくいかないの原作はなろう？韓国小説？

『この結婚はどうせうまくいかない』は、韓国で生まれた人気ロマンスファンタジー小説が原作となっています。

日本の「なろう系」小説ではなく、韓国の電子コミックサイト「RIDI BOOKS」に掲載された韓国オリジナルの作品なんです。

原作者はCHACHA KIMさんで、漫画版の作画はCheong-gwaさんが担当しています。

韓国のウェブトゥーン文化から生まれた作品らしく、フルカラーの美しい作画と深いストーリー展開が特徴的ですね。

日本では出版社KADOKAWAのFLOS COMICレーベルから発売されており、電子書籍版の第1巻は2025年7月から提供開始されました。

この結婚はどうせうまくいかないの原作は完結してる？

原作小説については、既に完結している状況です！

本編は2021年に完結し、外伝も2022年に公開済みとなっています。

これは読者にとって嬉しい情報ですよね♪

つまり物語がどこに向かうのか、最終的にどんな結末を迎えるのかが既に決まっているということ。

ただし、残念ながら原作小説の日本語翻訳版は現在のところ確認されていません。

漫画版は現在も連載中で、最新話数は107話まで公開されており、毎週金曜日の日本時間0:00に新しいチャプターが更新されています。

この結婚はどうせうまくいかないネタバレあらすじ

物語は、6歳の少女イネスが公爵家の後継者カッセルを婚約者として指名するところから始まります。

17年後、カッセルは「美しいプレイボーイ」と呼ばれる自由奔放な男性に成長していました。

しかし、イネスは彼の浮気を全く気にせず、「あなたの自由を奪うつもりはない、これからも好きなように遊べばいい」と冷たく言い放ちます。

実は、イネスには大きな秘密がありました。

彼女は現在3度目の人生を歩んでおり、過去2回の壮絶な人生の記憶を全て持っているのです！

1度目の人生では皇太子オスカルと結婚したものの、度重なる死産や夫からの暴行に苦しみ、絶望の末に自ら命を絶ちました。

2度目の人生では平民の画家エミリアーノと恋に落ちましたが、駆け落ちに失敗し、再び悲劇的な結末を迎えてしまったのです。

3度目の人生では、誰も傷つけることのない人生を歩むことを決意し、オスカルとの結婚を避けるために婚約者にカッセルを選んだのでした。

彼の浮気により円満に離婚し、自由な人生を手に入れるという計画だったのですが…

この結婚はどうせうまくいかない1〜10話ネタバレ

物語の始まりでは、感情をあまり表に出さないイネスと、そんな彼女に戸惑うカッセルの姿が印象的に描かれています。

カッセルにとって、表情豊かではないイネスとの結婚生活は想像しにくいものでした。

そこで彼は海軍への入隊を決意し、結婚を先延ばしにする作戦に出ます。

軍隊にいる間、カッセルは様々な女性との出会いを楽しみ、自由気ままな日々を過ごしていました。

しかし運命の転機が訪れます♪ カッセルが他の女性と親密になっている現場を、なんとイネスに見られてしまうのです！

常識的に考えて婚約者として激怒するところですが、イネスの反応は全く予想外でした。

「お好きなようにどうぞ」という冷静な一言を残すだけ。この驚くべき対応に、カッセルは混乱してしまいます。

なぜイネスはこれほど冷静でいられるのでしょうか。

実は彼女の心の奥には、前世で味わった深い悲しみが隠されていたのです。

面白いことに、自分に全く関心を向けないイネスの態度が、逆にカッセルの好奇心を刺激することになります。

ここから二人の関係性が大きく変化していく展開が待っているのです♪

この結婚はどうせうまくいかない11〜20話ネタバレ

物語の11話から20話にかけて、主人公イネスに隠された驚愕の真実が遂に明らかになります！

実は彼女、今回が3回目の人生を送っているという衝撃的な事実が判明するのです。

過去の2度にわたる人生で、イネスは想像を絶する苦痛を味わってきました。

最初の人生では、皇太子オスカルの妻として美貌で名を馳せていたものの、何度も流産を繰り返し、夫から受ける暴力に耐え続ける日々でした。

そんな絶望的な状況に追い詰められた彼女は、ついに自らの手で命を絶ってしまいます。

2回目の転生では、オスカルとの結婚前の時期に戻っていることを理解したイネス。

今度こそ幸せになろうと、平民出身の画家エミリアーノという男性と深く愛し合うようになりました♪

二人は子どもを授かり、一緒に逃げ出そうと計画を立てます。

ところが、この恋も悲劇的な結末を迎えることに…。結局は捕まってしまい、愛する人も子どもも全て失ってしまったイネスは、再度絶望の淵に立たされ、2度目の死を選んでしまったのです。

そして現在の3度目となる人生では、過去の記憶をすべて保持したまま6歳の幼い姿で生まれ変わりました。

今度こそ「誰も傷つけない穏やかな人生を送ろう」と固く心に決めていたのです。

カッセルとの婚約も、実は綿密に練られた計画の一部でした。

オスカル皇太子との結婚という最悪の運命を回避するため、カッセルが浮気をすることを見越して彼を選び、円満な離婚によって自由の身になろうと企んでいたのです！

この壮絶すぎる過去を知ってしまうと、これまでの彼女の冷淡な振る舞いにも深い理由があったことが理解できますね。

2度も人生をやり直した経験を持つイネスの心境を思うと、胸が締め付けられる思いです…。

この結婚はどうせうまくいかない21〜30話ネタバレ

21話から30話にかけて、主人公イネスが描いていたシナリオに大きな変化が生じていきます。

物語の展開は、イネスの思惑とは全く異なる方向へ話が進んでいくのです。

当初、イネスは結婚して子どもを授かった後、離婚する計画を立てていました。

しかし、夫となったカッセルの行動はイネスの予想を完全に裏切るものでした！

カッセルはイネス以外の女性関係を一切断つと誓い、新婚初夜では愛情深く情熱的に彼女を大切にしたのです。

この優しさは読者の心を掴む素晴らしいシーンでした♪

カルステラへの転居後も、カッセルの献身的な態度は変わることはありませんでした。

夫婦の関係は周囲の人々から理想の夫婦として評価されるほど良好で、イネスが密かに使用人たちに監視をさせても、カッセルの不貞な行動は発見されず。

彼の日常は非常にシンプルで、職場と自宅の往復だけという規則正しい生活でした。

この誠実さが、イネスの計画を狂わせる大きな要因となっていくのです。

そんな状況の中、イネスは以前から援助していた芸術家のリストの中にエミリアーノという名前を発見し、大きな衝撃を受けます。

前世で深く愛し合った恋人が現世でも存在していることを知り、イネスの心は複雑な感情に揺れ動くのでした。

この重要な発見により、イネスが立てた離婚計画が順調に進まないことが読者にも明らかになってきます。

カッセルの真摯な愛情が、彼女の想像をはるかに超えていたことが物語の大きな転換点となっているのですね！

この結婚はどうせうまくいかない31〜40話ネタバレ

31話から40話では、イネスの策略が裏目に出る展開と、封印していた過去の記憶が蘇る衝撃的な場面が繰り広げられていきます。

この章は物語の中でも特に感情的な揺れ動きが激しく、読者の心を掴んで離さない重要な局面となっています。

イネスは夫であるカッセルを他の女性に向かわせようと新たな計画を実行に移しました。

大礼拝堂への参拝を口実に、カッセルの師匠の孫娘であるマリア・ノリエとの接触を狙ったのです。

マリアは確かにカッセルに積極的なアピールを送りましたが、彼の反応は予想とは正反対でした。

カッセルはマリアに対して一切の関心を示さず、イネスの企みは完全に空振りとなってしまいます！

物語はさらに予想外の方向へ進んでいくのです♪ 街の宝石商を訪れたイネスは、そこで運命的な発見をしました。

前世でエミリアーノに贈った思い出のネックレスが店頭に並んでいたのです。

店の主人から、この貴重な宝石を預けた人物がエミリアーノ本人だと告げられ、イネスは大きなショックを受けます。

彼がイネスのことを記憶している可能性に気づき、過去の辛い出来事がフラッシュバックのように蘇ってきました。

あまりの衝撃で過呼吸を起こし、その場で意識を失ってしまったイネス。

この緊急事態の知らせを受けたカッセルは慌てふためき、自分でも驚くほど取り乱してしまいます。

この瞬間、カッセルは長い間心の奥に隠していた真実の愛情に気づいたのです！

意識を取り戻したイネスが最初に目にしたのは、椅子で眠るカッセルの優しい寝顔でした。

彼の存在によって恐怖心が和らいでいることを実感しますが、素直になれずに冷たい態度を取ってしまいます。

カッセルは自身の想いを表わすため、イネスへたくさんの美しい宝石を贈り物として用意しました。

この結婚はどうせうまくいかない41〜50話ネタバレ

41話から50話は、イネスの心の葛藤とカッセルへの複雑な感情が繊細に表現された見どころ満載の章となっています。

このパートでは二人の関係性に大きな変化が訪れ、読者の心を揺さぶる展開が続いていくのです。

イネスは自身との結婚によりカッセルの本来歩むべき道を狂わせてしまったという強い責任を感じていました。

そして離婚を成立させることで、カッセルに幸せを掴んでもらいたいと心から願うようになります。

そのため、カッセルの新しいパートナー候補を見つけるべく懸命に行動しました。

しかし、夫婦円満という評判が世間に広がっており、カッセルにアプローチする女性は全く現れず！

一方カッセルは、イネスが倒れた出来事をきっかけに彼女への愛情をさらに深めていきました♪

彼の愛し方は時に度を越すほど献身的で、イネスの体調や心境を常に気遣うようになったのです。

イネスにとって、カッセルがなぜ自分をこれほどまでに大事にしてくれるのか理解に苦しむ状況でした。

それでも同時に、彼の真っすぐな気持ちを受け入れてみたいという新しい感情が心の奥で育ち始めていたのです。

カッセルからの深い愛情を受けるたびに、彼女の胸には重い罪悪感が押し寄せてきました。

その苦しみに耐えられなくなったイネスは、ついに重要な告白をしてしまいます。

6歳の時にカッセルを婚約者として選んだ行為には、特別な理由や深い意味がなかったと正直に打ち明けたのです。

しかし、この衝撃的な告白を聞いたカッセルの反応は予想外でした。怒りを爆発させるのではなく、悲しそうな表情で彼女の言葉を静かに受け止めたのです。

さらに、イネスが他の男性のために自分を道具として使っているかもしれないと疑っていたことを恥じ、謝罪の言葉を口にしました。

離婚への決意は変わらないものの、イネスは自分の心に起きている変化を否定できなくなっていました。

カッセルに対する特別な感情が芽生えていることを、ついに認めざるを得なくなったのです。

この結婚はどうせうまくいかない51〜60話ネタバレ

51話から60話では、イネスの心に劇的な変化が起こる感動的なエピソードが展開されていきます。

この章は物語全体の中でも特に重要な転換点となり、読者の涙を誘う美しいシーンが盛りだくさんとなっています。

ある夜、カッセルの寝室に怪しい女性が忍び込む事件が発生しました。

イネスがその現場を目撃した時、カッセルは自分への無関心を感じ取り、感情的になってイネスを強く抱きしめてしまったのです！

実際のところ、イネスは侵入者の狙いを把握しながらも様子を見守っていたにもかかわらず、最後の瞬間に割って入ってしまった自分の行動に戸惑いを隠せませんでした。

その夜、イネスは前世の記憶が蘇る夢を見ることになります。

夢の中で、カッセルがイネスを深く愛してくれていたこと、そしてその愛情に気づいていた自分の姿を思い出したのです♪

この記憶の復活は、物語において非常に重要な意味を持っていました。

その後の展開で、イネスの風邪がカッセルにうつってしまい、彼は高熱で床に伏せることになります。

普段は健康そのものであるカッセルが倒れたことで、イネスは普段とは違う激しい動揺を見せました。

医師には単なる疲労による睡眠だと診断されたものの、なかなか目覚めない夫を心配する気持ちは募るばかりでした。

イネスは自分が彼に与え続けてきた重圧や苦痛について深く反省し、同時に彼への愛情がはっきりと心に芽生えていることを認めざるを得なくなったのです！

カッセルが意識を取り戻した瞬間、溢れ出る想いを抑えきれなくなったイネスは、思わず彼の唇にキスをしました。

この美しいシーンが、イネスの人生における最も大切な気づきの瞬間となりました。

この結婚はどうせうまくいかない61〜70話ネタバレ

61話から70話では、イネスの心が大きく開かれ、明るい将来への道筋が見えてくる感動的なストーリーが展開されていきます。

この部分は物語の中でも特に温かい気持ちになれる章で、二人の愛情が深まっていく様子が美しく描かれているのです♪

カッセルの体調不良を機に、イネスは今までとは全く違う行動を取るようになりました。

隠していた想いをオープンに示すようになり、カッセルは天にも昇る気持ちで毎日を過ごします！

夫からの愛情を完全に受け入れることで、イネスは生まれて初めて自分の将来に光を見出せるようになりました。

過去の二度の転生は26歳という若さで命を落とし、悲しみに満ちた日々しか知らなかった彼女にとって、この心境の変化は奇跡のようなものでした。

大好きな馬術や狩猟について楽しそうに話すイネスは、カッセルと手を取り合って歩んでいきたいという気持ちを隠すことなく伝えるようになったのです。

首都メンドーサで催されるオスカルとアリシアの豪華な婚礼に出席する予定を控え、夫婦は二人だけの素敵な馬上の旅を企画しました。

イネスが疑問に思っていたのは、前の人生では20歳で結婚していたオスカルが、今世では28歳まで独身を貫いていることでした。

とはいえ、彼との因縁が完全に終わることについては、深い解放感を味わっていました。

旅の最中、カッセルは祖父から譲り受けた思い出深い猟銃をイネスへの贈り物として差し出しました。

運命のいたずらか、その武器は初回の人生でも少年時代のカッセルから贈られ、最終的に彼女の悲劇的な死に関わった品物だったのです。

贈り物への素直に喜ぶイネスでしたが、過去の痛ましい思い出が頭をよぎって心を乱す瞬間もありました。

そんな妻の複雑な表情を見つめながら、カッセルはいつかイネスが胸の奥に抱えている謎を語ってくれる時を辛抱強く待っているのでした。

この結婚はどうせうまくいかない71〜80話ネタバレ

71話から80話は、二人の愛情が深まる一方で、危険な影が忍び寄るスリリングな展開が繰り広げられていきます。

この章は物語にミステリー要素が加わり、読者をハラハラドキドキさせる重要な局面となっています。

イネスは彼に対して、家系を継ぐ責任感ではなく、心の底から２人の赤ちゃんを望んでいるという純粋な気持ちを伝えました♪

驚くべきことに、カッセルは体の弱いイネスに負担をかけることを恐れ、密かに男性向けの避妊薬を飲み続けていたのです！

妻の希望を叶えてあげたい気持ちと、彼女の健康を最優先に考える想いの間で、カッセルは深く悩むことに。

そんな平和な時間を破るように、正体不明の暗殺者が二人を狙って現れたのです。

幸い大きな怪我は避けられましたが、カッセルは彼女の安全を第一に考え、予定を変更しメンドーサへ向かうよう指示します。

イネスは先に到着し、彼の母親であるイザベラから心温まる歓迎を受けます。

後日、カッセルはもう一度襲撃に遭遇しましたが、今度は彼女がいない中での攻撃であったため、真の標的が自分自身であることに気づきました。

カッセルは全体の状況を分析し、黒幕の目的がイネスを再度結婚可能な状態にする事だと推測。

そこで思い出したのが、あの謎のネックレスを宝石商に託した人物の存在でした。

その男は最初からイネスがネックレスを発見することを計算に入れて、わざと宝石店に預けていたのです。

急いで宝石店に向かったカッセルは、ネックレスの持ち主がエミリアーノという名前の画家であることを突き止めました。

一方、メンドーサでオスカルと再会を果たしたイネス。

この運命的な出会いが、物語にどんな影響を与えるのでしょうか…？

この結婚はどうせうまくいかない81〜90話ネタバレ

81話から90話は、オスカルの異常な想いとカッセルに訪れる驚愕の変化が描かれる、物語の核心に迫る重要な章です。

この部分では読者が予想もしなかった真実が明かされ、物語全体の謎が一気に深まっていくのです。

今でもイネスへの強い思いを隠そうとはしないオスカルの姿が明らかに。

イザベラから聞かされた昔の話では、幼い頃のオスカルはイネスとの婚約が成立したカッセルに対して、ひどいいじめを何度も繰り返し行っていたというのです！

この事実を知ったイネスは、自身の選択によって彼に辛い幼少期を過ごさせてしまったという重い責任感に押しつぶされそうになりました。

同時に、オスカルがなぜ現在でも自分にここまで固執するのか、その理由が理解できずに困惑します。

数日が経過した頃、手紙がカッセルから届きました。普段通りの気遣いに満ちた文面に感謝しながらも、彼女の心は申し訳なさでいっぱいになりました。

舞踏会の会場で、オスカルがダンスの相手として声をかけてきた時のことです。

婚約者のアリシアがすぐ近くにいるのもお構いなしで、自分を誘ってくるオスカルの行動に嫌悪感を抱いたイネスは、礼儀正しく断りの言葉を伝えました。

実は、この２人には共通の目的がありました。

それはイネスとカッセル夫婦の関係を破綻させること！

アリシアもカッセルに接近を試みますが、彼からも丁重に拒絶されてしまいました。

２人の企みが失敗に終わり、イネスとカッセルは久しぶりに穏やかな時間を共有することができました。

愛情深く見つめ合い、幸福そうにキスを交わす姿は、まさに理想的な夫婦の象徴。

オスカルに向けて警告の眼差しを送った後、２人は会場を後にします。

しかし、平穏な日々が戻ったかに見えた矢先、カッセルの脳裏に不可解な映像が浮かび上がりました。

それは体験したことがない、彼女への深い愛情に満ちた前世の記憶でした！

カッセルの様子がおかしいことに気づいたイネスは、急いで医師を呼ぼうとしますが、突然力強く抱きしめられてしまいました。

この結婚はどうせうまくいかない91〜100話ネタバレ

91話から100話は、物語が最終局面に向けて急速に展開し、隠されていた真実が次々と明らかに。

この章は読者にとって衝撃的な発見と感動的な結末が詰まった、まさにクライマックスにふさわしい内容になっています♪

イネスは突然、ルシアーノが参加するフォルメンテの競技観戦に誘われることになりました。

予期しない展開に戸惑いながらも、オスカルの悪巧みに立ち向かうため、ルシアーノと一緒に競技場へ足を運んだのです。

会場でルシアーノから事情を聞いたところ、早朝にカッセルから連絡があったことが判明！

どうやら彼が他の男性からイネスを護るため、ルシアーノに協力を求めていたようです。

イネスが彼との真の関係について打ち明けると、ルシアーノは状況を完全に理解し、全面的な支援を約束してくれました。

エスカランテ公邸に帰宅したイネスですが、ラウルから衝撃的な事実を告げられました。

カッセルが命を狙われる事件に巻き込まれていたというのです。

そして、この暗殺計画を企てたのがオスカルだったということも明かされました。

オスカルの彼に対する憎悪が、前世よりもさらに深刻になっていることに気づいたイネス。

自身の転生と呪いが深く関わっていると推測しましたが、根本的な解決策は見つけられずにいました。

そんな中、街を歩いている時に運命的な出会いが待っていたのです。

「ロヘリオ！」と声を上げた彼女の脳裏に、封印されていた前世の記憶が鮮明に蘇ってきました。

エミリアーノがアレハンドロ、イネスがファナという名前で結ばれた結婚式の日のことです。

司祭を務めていたロヘリオが、彼女に向かって「可哀想に」という言葉をかけていた場面でした。

この重要な再会によって、イネスの最初の人生に関する記憶が呼び覚まされ始めることが暗示されており、物語の核心となる秘密が遂に明らかになろうとしているのです。

一方カッセルはエミリアーノに会いに行きます。

そして、体験したことのない出来事なのに、空気や匂いまで鮮明に感じる記憶があり、殺されかけた瞬間で途切れるのだと話します。

さらにイネスがオスカルの妻だったということに、恐ろしい絶望を感じていました。

過去の記憶の中で、みすぼらしい服で赤子を抱えた彼女は、夫と子供に手を出さないでほしいと敵意をむき出しにしました。

カッセルは誰かをそれほど愛する彼女を美しいと思うのです。

エミリアーノは、彼女が悪夢から目覚めない人のように人生の一部だけを繰り返していると言います。

そしてカッセルに過去二度も命を救われましたが、結局自ら死を選んでしまったと後悔しています。

カッセルは16歳のイネスが死を経験していたと知り、真実を知ってアナスタシオ像を破壊しました！

終末の予言にある争いの使徒に会わなければならない、カッセルは神を信じてきたことを悔いるのです。

この結婚はどうせうまくいかない101〜107話ネタバレ

複数の時間軸で何度も生死を繰り返しながらも、変わらぬ愛で結ばれるカッセルとイネスが再会するエピソードが展開されています♪

カッセルはエミリアーノに、自分が経験してきた生と死の繰り返しについて、これが本当に神の慈悲なのかと問いかけました。

エミリアーノはカッセルを神が救おうとしていると述べ、負の感情に支配されることなく彼女を救うよう促します。

カッセルは彼女の望むとおりに離婚を進めることを告げ、自分が戦地に赴く間彼女をエミリアーノに任せたいと伝えました。

エミリアーノは神の慈悲によってイネスと息子ルカの最期を知ったと明かし、ルカへの愛情があったにもかかわらず、彼女が苦しむくらいなら共に死んだ方が良いと願っていたこと、彼女への恨みは全くないと伝えてほしいと頼みます。

カッセルなら彼女を元の姿へ導くことができると信じ、彼女のそばにいてほしいと願いました。

イネスがアナスタシオに会ってから10日の月日が流れていました。

意識を失ったイネスをルシアーノが別荘へ運び、やがて目を覚ました彼女はカッセルに会いたいとカルステラへ向かいます。

しかし彼は戻っておらず、寝室で襲撃され血まみれになったと聞かされました。

なんとその部屋はアナスタシオが見せたイネスの最期の場所と同じだったのです。

数日が経過し、帰ってきたカッセルに抱きつくと、彼の手は震えており額には包帯が巻かれていました。

深夜、書斎で聖書を読むカッセルへ声をかけると、彼はイネスが痩せたのではないかと心配し、彼女を傷つけてしまいそうで怖いと話します。

その瞬間イネスの頭の中に、別の世界線のカッセルが、イネスが想ってくれるだけで生きて戻りたいという希望が湧くという声が響きました。

かつての時間軸では、病気のイネスを置き去りにすることが心苦しく、彼女にエスポーサに戻るよう指示し、再会できない可能性を伝えていました。

そのためその時のイネスは、彼との別れを人生最後の日まで悔いていたのです。

現在のイネスはカッセルに対し、彼の無事をいつも祈っていると、過去のカッセルが欲しかった言葉を贈ります。

こうしては２人は夜を共にし、朝を迎えました。

イネスが書斎を訪れると、読みかけの聖書が開かれており、出来事には定められた時期があることや神がなさることは永遠普遍で何かを加えたり取り除くことはできないという内容が書かれていました。

イネスは自ら死を選んだため自身が理不尽な罰を受けているのではないかと考え始めます。

遅い時刻にカッセルが帰ってきたので、イネスが迎えに出ると彼が屈託なく喜ぶ姿を見て、朝いなかったのは何か急な用事があったのだと思うことにしました。

この結婚はどうせうまくいかないネタバレ最終回結末！

次に最終回結末のネタバレをご紹介します。

まだ漫画は完結しておらず、原作の韓国小説の内容となります。

この結婚はどうせうまくいかない最終回結末①2人は夫婦だった

イネスたちは転生する前はお互いを愛し合う仲で、18歳で夫婦になりました。

しかし、夫のオスカルがイネスを好きだと気づいた皇太子妃「アリシア」が彼女に毒を盛ってしまいます。

毒の影響で彼女は体を壊してしまい、27歳の若さで命を奪われました。

しかもカッセルは嫉妬したオスカルの命令で赴いた戦場で殉職し、子どもたちも亡くなってしまいます。

死の神である「アナスタシオ」に、自分のせいでカッセルの人生が奪われ、子どもたちを死なせたと思ったイネスは、来世で自分と彼の縁が繋がらないよう願います。

この結婚はどうせうまくいかない最終回結末➁イネスの壮絶な前世

イネスは1回目の転生でオスカルと夫婦になり、皇太子妃になります。

周りからは地位や財産、美貌もあり順風満帆な人生を送っているように思われていました。

しかし実際は流産を4回も経験し、義理の両親である皇室たちから失望され、夫もかばってくれない辛い生活を送っていたのです。

のちに流産はオスカルが他の女性たちと関係を持ち性病になったせいだと知り、絶望した彼女は彼の目の前で自殺します。

そして彼女は2回目の転生をして、16歳のときに1回目の転生の記憶を思い出しました。

しかも4か月後にまた皇太子妃になることが決まっていると知った彼女は、画家の助手の「エミリアーノ」と駆け落ちして子どもを産み、貧しいけれど幸せな生活を送ります。

しかし彼女の兄の手によってエミリアーノは亡くなり、屋敷に連れ戻されてしまいました。

屋敷で子どもの命まで奪おうとしていることを知り、子どもと一緒に自殺します。

そして3回目の転生で、6歳のときに1回目と2回目の転生の記憶を思い出しました。

これまでの経験から彼女は、自殺すると転生したときの記憶を持って生まれるのではないかと考えます。

転生する前のイネスの死因は毒で体を壊したためだったので、カッセルと夫婦だったころの記憶がなかったのです。

もう辛い人生を繰り返さないため、皇太子妃になる未来を避けるために選んだ相手がカッセルだったのです。

この結婚はどうせうまくいかない最終回結末➂カッセルの一途な愛

カッセルも転生していた人物であり、転生を繰り返しても彼はイネスを愛していました。

1回目の転生では彼女と関わることはなく、他の男と夫婦になっても愛する気持ちは変わっていませんでした。

しかし夫の性病が原因で彼女が自殺したことを知り、カッセルは抑えられない激しい怒りをあらわにします。

そして妹を奪われたと怒る彼女の兄と共に、オスカルを拉致して牢屋で拷問して殺害しました。

物語のはじめでは他の女性と遊んでいましたが、イネスと夫婦になって以降彼女だけを大切にするようになります。

前世の記憶を少しずつ思い出していく彼は、心を閉ざしたイネスに振り向いてもらうため、そして今度こそ彼女を幸せにするために行動していくのです。

この結婚はどうせうまくいかない最終回結末④オスカルの末路

前世で2人の仲を引き裂き、苦しめた皇太子のオスカルも転生時の記憶を取り戻していきます。

彼はずっとイネスに好意を抱いていることに気づかず、彼女の価値は家柄だけと思いこみ手に入れようとします。

しかし彼女への好意に気づいてから、1回目の転生で彼女を苦しめたことを謝罪しました。

また、記憶が戻っていくうちに彼女を自殺に追い込んだのちに拷問されて命を奪われた過去がトラウマになっているようです。

記憶が完全に戻ってから、これまでの過ちを償うために亡くなりました。

この結婚はどうせうまくいかない最終回結末➄エミリアーノの存在

イネスが２回目の転生で夫婦になったエミリアーノも現世に転生し記憶を持っており、ずっと彼女を愛していた男性の1人です。

しかし現世では彼女の幸せを願い、彼女の前には現れませんでした。

この結婚はどうせうまくいかない最終回結末⑥幸せな生活を送る

悲惨な別れを経験した２人でしたが、未来では子どもに恵まれ幸せな生活を送ります。

イネスは２度の転生で夫の裏切りや愛する人を殺されて受けた傷のせいで、心を閉ざしていました。

そのためカッセルに対して冷たい態度を取っていましたが、彼の想いを知っていくうちに彼を愛するようになっていきます。

物語の終わりに丘の上の白い家で子供と一緒に幸せに暮らしている２人が見られます。

韓国原作の漫画として話題になっている「この結婚はどうせうまくいかない」。タイトルからは少し悲観的な印象を受けるかもしれませんが、実際に読んでみると予想以上に奥深い物語でした。

この結婚はどうせうまくいかないを読んだ感想

まず主人公イネスの印象ですが、最初は「なんて冷たい女性なんだろう」と思っていました。

でも彼女が回帰者だという事実が明かされた瞬間、すべての謎が解けたような気持ちになりましたね！

同じように思った方も多いのでは？

過去に何度も裏切られ、愛する人や子どもを失った経験があるからこそ、愛を信じられなくなってしまったイネス。

彼女の黒い服装が喪服の意味を持っているという設定には胸が締め付けられました。

一方でカッセルの変化ぶりも見事でした♪

最初はただのプレイボーイかと思いきや、イネスに「興味がない」と言われてからの一途さが愛らしくて！　

まるで子犬のように彼女を慕う姿は、読んでいてとてもほっこりします。

結婚後に他の女性とは一切関係を持たないと宣言する場面では、「こんな男性が実在したら羨ましい」と思わずにはいられませんでした。

特に印象的だったのは、2人の関係が徐々に変わっていく過程。

イネスが感情を封印していたのに、カッセルの献身的な愛情によって少しずつ心を開いていく様子が繊細に描かれています。

最初は「子どもを産んで離婚する」という冷酷な計画だったのに、気がつけばイネス自身もカッセルに独占欲を感じるようになっている変化は、読んでいてドキドキしました。

前世の記憶という要素も巧妙で、カッセルが夢として見ていたものが実は前世の記憶だったという展開には鳥肌が立ちました。

運命的な2人の縁を感じさせる設定として、とても効果的だと思います。

この作品は単純な恋愛漫画ではなく、愛とは何か、人は過去の傷からどう立ち直るのかという深いテーマを扱った物語だと感じました。

イネスの心の傷が癒されていく過程を見守りながら、読者としても一緒に成長していけるような、そんな温かい作品です。

夜のシーンも艶っぽく描かれており、少しドキドキする要素もありつつ、2人の愛情の深まりを表現する重要な場面として機能しています。

韓国漫画特有の美しい作画も相まって、読み応えのある作品に仕上がっているでしょう。

まだ完結していない作品ですが、今後2人がどのようにして幸せを築いていくのか、とても楽しみです。

回帰物語、恋愛物語としても、非常に質の高い作品だと思います♪

まとめ

今回は漫画「この結婚はどうせうまくいかない」のネタバレあらすじと、原作の韓国小説から最終回の結末のネタバレをご紹介しました。

愛し合っていた2人が引き裂かれてしまい、イネスが転生を繰り返していくごとに苦しむ姿は胸が痛みました。

しかし、またカッセルと出会い愛を知っていくことができてよかったです。

カッセルも最初は不誠実な男性でしたが、次第にイネスに惹かれてアプローチする姿がかっこいい！

読み進めるたびに2人の恋愛模様の進展や前世の記憶が明らかになっていき、続きが気になってしまいますよね。

最終回では2人のあいだに子どもが産まれて幸せに暮らす結末を迎えます。

原作の韓国小説は完結しておりますが、漫画は連載中です。

ピッコマやめちゃコミックで読んで、2人の恋の行方を応援しましょう！

「この結婚はどうせうまくいかないネタバレ最終回結末！原作小説のラストはどうなる？」でした。