薬屋のひとりごと壬氏の正体・年齢・性別は?誰の子か父親や母親についても徹底解説!

薬屋のひとりごと壬氏の正体・年齢・性別は?誰の子か父親や母親についても徹底解説! 薬屋のひとりごと

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この記事では、「薬屋のひとりごと壬氏の正体・年齢・性別は?誰の子か父親や母親についても徹底解説!」をご紹介していきます!

「薬屋のひとりごと」の主要な登場人物である壬氏。

漫画やアニメの画像からもわかる通り、眉目秀麗とはこういう人を指すんでしょう。

美しいだけでない腹黒い裏の顔と、恋愛への初々しさのギャップも魅力のひとつです。

老若男女魅了してしまう壬氏という人物は何者なのでしょうか。

今回は、以下について小説15巻までの内容を加味して解説していきます。

  • 壬氏の正体・年齢・性別
  • 壬氏は誰の子か、父親・母親について

それでは早速、「薬屋のひとりごと壬氏の正体・年齢・性別は?誰の子か父親や母親についても徹底解説!」を見ていきましょう。

本記事は、本誌最新話までのネタバレを含みますのでご注意ください。

薬屋のひとりごと壬氏の正体・年齢・性別は?

壬氏は後宮に勤める上位の宦官です。

頭の回転も早い賢人で、後宮内で巻き起こる様々な問題を解消するのがお仕事です。

謀反者をあぶり出したり、自分の美しさを利用し、色目を使う貞操観念の低い妃を見極め、皇帝への忠心をみて上級妃に推薦するなど、後宮全体の管理をしています。

初登場時は、24歳(数えで22歳)でした。

とても美しく品のある浮世離れした壬氏は、男でなくす薬を毎日服用しています。

宦官とは去勢された男性のことですが、彼は本当に去勢しているのでしょうか。

24歳ということですが、高順との会話で息子と同い年であると漏らしており、19歳と推察できます。

少し掘り下げただけでポロポロと謎が出てきます。

謎多き美しき宦官の彼は、なぜ正体を隠しているのでしょうか?

彼の正体を知っているのは誰なのでしょうか?

 

壬氏の正体に関する伏線は?

彼に関する謎をいくつか挙げてみましょう。

  • 宦官らしからぬ筋肉質な体格
  • 男性でなくす薬を毎日服用している
  • 園遊会で麒麟の細工入りの男性物の簪をしていた
  • 緑青館の3姫を一度に宴に呼び、猫猫を身請けできる財力が異常
  • 祭事で皇族が担うはずの役割を果たしている

気になるのは、男性機能を抑制する薬を服用していることです。

女性的な顔立ちをしている壬氏ですが、男性機能がある証拠と言えるでしょう。

また、「後宮に出入りできるのは皇帝とその血縁、および宦官と呼ばれる男性器のない元男性のみ」という宦官の定義に当てはまらない為、皇族と考えるのが妥当です。

麒麟は皇族しか使用が許されていない物である点からも、皇族なのではないかと推察されます。

壬氏が皇族関係者の男性である、という伏線は至る所に潜んでいます。

 

壬氏の正体はいつわかる?

壬氏の正体は皇族の皇弟(皇帝の弟)で名を「華瑞月」といいます。(偽名は香泉)。

「月の君」とも呼ばれており、月は皇弟を指します。

皇弟は病弱で自室からほとんど出られないと噂され、公の場で姿を見ることはほぼ無く、祭事でも覆面で素顔を隠し発言を控えているため正体を隠し通せていました。

公に身元を表明するのは小説4巻です。

ちなみに、アニメ1期が公開されているのは小説で2巻までの内容となります。

猫猫が誘拐され、軍師である羅漢が助け出すには軍を動かす必要がありました。

それには皇族の許可がいるため、壬氏を煽り皇弟という表向きの身分を公表させました。

その結果、正体が明かされることになりました。

表向きと書いた通り、壬氏も知らない真実があります。

彼の本当の正体は皇弟ではなく、現皇と阿多の子であり第一皇子なのです。

 

壬氏の正体を知ってる人は誰?

公に皇弟と公表する前から「皇弟」と知っていた人物は、帝、皇太后(安氏)、阿多、高順、水蓮、阿多、猫猫、羅漢の8人と思われます。

壬氏の側近である高順と、乳母もしていた水蓮は幼い頃から側にいるため知っています。

帝は兄弟、皇太后(安氏)は壬氏の母親です。

阿多は壬氏を「月(ゆえ)」と呼んでおり、皇弟と知っている発言です。

羅漢は壬氏が象棋の駒で2番目に強い「仕」に見えている事や「あなたに逆らえる人は片手ほどもいない」という発言から、皇族と気づいています。

猫猫は面倒に巻き込まれたくない為、気付かぬふりをしていました。

誘拐騒動で壬氏の一物に触れる事件(蛙事件)が起こり、公にもなり、皇弟という認識に至ります。

その後、小説15巻で阿多から壬氏の出生についてさらなる真実を知らされます。

 

薬屋のひとりごと壬氏は誰の子?父親や母親についても徹底解説!

壬氏は単に現帝の弟ではありません。

現帝と阿多の間にできた子であり、本当の身分は第一皇子(東宮)となります。

このことを知っているのは、皇太后(安氏)、子供を産んだ阿多、帝、猫猫、雀の5人となります。

阿多が猫猫に小説15巻で「月は私の実の息子だ」とはっきり明言しています。

その話をした時、そばにいた雀も真実を知る1人となりました。

なぜ壬氏本人はこの真実を知らないのでしょうか。

壬氏の出生から解説していきます。

 

壬氏の出生の秘密

阿多の母親・水蓮は現帝の乳母で、ふたりは乳姉弟の幼馴染として育ち、阿多は現帝との間に男児を身籠りました。

阿多と皇太后は、たまたま同時期に妊娠し、出産のタイミングを迎えました。

出産時、優秀な医官だった羅門は、皇太后を優先するため阿多の元を離れねばならず、産後の処置不良のため阿多は子宮を失います。

この事で、東宮の子より現帝の子の方が優先されることを思い知りました。

産後の日だちも悪く、子の行く末を案じた阿多は、皇太后の子と我が子を入れ替えました。

皇太后は気づいていましたが、受け入れています。

なぜなら、自分を愛していない先帝が憎く、赤子を愛しきれない感情に苦しんでおり、現帝の子(皇太后にとって孫)の方が愛しく思えた為でした。

そして阿多の子は皇弟・華瑞月として育てられ今に至っているのです。

 

壬氏は自分の出生について知らない?

真実を知らない皇弟・壬氏(華瑞月)は、幼女趣味の先帝とそれを悪しく思う皇太后の冷め切った夫婦関係をみて育ちます。

そんな両親の間に子供ができるか、不義の子ではないかという心無い噂に幼心は傷つき、家族に似ていない自分を卑下していました。

そんな環境から離れたくて、13歳の時に先帝が逝去し王位継承した現帝に碁の勝負で勝利し、皇族という身分を隠し宦官壬氏として後宮で暮らす権利を得ました。

そんな闇を抱えていた壬氏は、当時を知る深緑という高齢の女官に「若い頃の先帝に似ている」と聞き不義の子であるという疑念が晴れ、現在皇弟として活動しています。

現段階では壬氏は、自身が阿多と現帝の子であるという疑いすら持っている描写はありません。

 

壬氏の母親は阿多?

小説15巻で猫猫へ阿多は壬氏を我が子と認める発言をしており、親子関係にある事は間違いないでしょう。

それを踏まえると過去の壬氏と阿多の関わりも、壬氏を想う阿多の親心からの行動と考えれば腑に落ちます。

阿多は現帝と幼馴染で、現帝が一番愛した妃です。

子を産めない体になり、30歳を超えてなお後宮にとどまり続けたのは、現帝の想いもありますが、できるだけ息子の成長を近くで見守りたいという思いもあったのではないでしょうか。

後宮を離れても、花街で男装し壬氏と会ったり、猫猫誘拐事件の際、皇弟の影武者をしてくれたりと活躍されています。

息子に頼まれたら断れませんよね。

 

壬氏の父親は現帝?

壬氏の実の母親が阿多となれば、父親は現帝ということが確定します。

そして、羅門が後宮からの追放だけでなく、肉刑に処されたのは、本当の皇弟を死なせた重罪だからと考えられます。

このことから、羅門を刑に処すまでに赤子取り替えの事実を知っていた可能性が高いでしょう。

小説8巻で猫猫のためではありますが、壬氏が腹に奴隷の焼印を入れて皇族離脱を図った際、彼は激怒し寂しげな表情を浮かべます。

激怒したのは、国母にして欲しいという、かつて阿多と交わした約束をどうしても守りたくて、壬氏を次期皇帝にしたかったからでした。

小説15巻で皇帝は壬氏に次期皇帝の意向確認をしています。

阿多の後押しもあり、息子の幸せを願う親心から臣下降格の命がくだる日も遠くないでしょう。

 

まとめ

この記事では、「薬屋のひとりごと壬氏の正体・年齢・性別は?誰の子か父親や母親についても徹底解説!」と題してお送りしました。

壬氏の正体は、宦官ではなく、公的には皇弟・華瑞月であることが判明致しました。

現帝と阿多の間にできた子であり、本当の身分は第一皇子(東宮)となります。

初登場時は5歳もサバを読んでいましたが、本来は19歳。

壬氏は、第一皇子である事実をいまだに知りませんし疑ってもいません。

本誌では、阿多が猫猫に真実を話しているため、今後婚姻の話が進むにつれ真実を明かす時が来るかもしれません。

聡い彼が気づく可能性もゼロではありません。

以上、「薬屋のひとりごと壬氏の正体・年齢・性別は?誰の子か父親や母親についても徹底解説!」でした!

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