漫画『夫を殺したはずなのに』34話では、莉乃が抱えていた妊娠に関する疑問にひとつの答えが示されました。
これまで何度も人生をやり直してきた莉乃ですが、なぜ今回だけ妊娠したのかという違和感を抱き続けています。
そんな中、樹との会話の中でその理由についてある仮説が語られることになりました。
また、慶太が避妊薬の存在に気付いていた可能性も浮上し、莉乃は改めて不気味さを感じることになります。
一方で、お腹の中の命に対する莉乃自身の気持ちにも少しずつ変化が見え始めていました。
この記事では、漫画『夫を殺したはずなのに』34話のネタバレを紹介しながら、読んだ感想についてもまとめていきます。
それでは、さっそく34話のネタバレをみていきましょう!
漫画『夫を殺したはずなのに』34話ネタバレ
34話では、妊娠をめぐる疑問に対して新たな事実が浮かび上がる一方で、莉乃自身の気持ちにも大きな変化が見られました。
慶太への恐怖がさらに強まる場面と、樹から語られた仮説の両方が印象に残る内容となっています。
夫を殺したはずなのに34話ネタバレ:慶太は避妊薬に気付いていた?
莉乃がゴミ箱をあさっていると、背後から慶太に声をかけられます。
突然のことに動揺した莉乃は、指輪を探していたと誤魔化しますが、慶太の視線は別のものに向いていました。
それは薬のケースです。
ケースの中に薬がきれいに残っていることを確認した慶太は、「最近ちゃんと飲んでる?」と意味深な質問を投げかけます。
さらに「毎日飲まないと意味ないんでしょ」「莉乃はちゃんと管理してるもんね、自分の体のことは」と続ける慶太の言葉に、莉乃は強い恐怖を覚えました。
その瞬間、莉乃の頭にはある可能性が浮かびます。
慶太は自分が避妊していたことに気付いており、そのうえで避妊薬をすり替えていたのではないか。
もしそうだとしたら、妊娠するように仕向けられていたことになります。
先に寝ると言って部屋を離れる慶太を見送りながら、莉乃はこれまで以上に大きな不安を抱えるのでした。
夫を殺したはずなのに34話ネタバレ:母親になることへの不安
莉乃は母子手帳を見つめながら、自分の気持ちを整理していました。
近くでは子どもと母親が楽しそうに遊んでいますが、その光景を見ても自分が同じようになれるとは思えません。
莉乃はもともと母親になることを望んでいなかったわけではありません。
しかし、愛された記憶がなく、誰かを愛する方法も分からないと感じていました。
誰にも選ばれなかった自分が子どもを育てられるはずがない。
さらに、子どもを産んだからといって自然に母親になれるわけではないという思いもあり、妊娠が分かってからも不安を拭えずにいたのです。
樹と会った莉乃は、ゴミ箱から見つけた避妊薬を見せます。
慶太が薬をすり替えていた可能性について話題になりますが、莉乃は慶太だけを責めることはできませんでした。
自分も避妊を続けながら本当のことを伝えず、結果として慶太を騙していた部分があると考えていたからです。
それでも妊娠を知ってからは少しずつ心境に変化が生まれていました。
まだ姿を見ることも触れることもできない存在なのに、お腹の中に命がいると思うと気になってしまう。
産まないつもりだったはずなのに、その存在から目を離せなくなっている自分に気付いていたのです。
夫を殺したはずなのに34話ネタバレ:今回だけ妊娠した疑問
莉乃は以前から抱いていた疑問を樹へ打ち明けます。
それは、なぜ今回の人生でだけ妊娠したのかということでした。
これまで7回人生をやり直してきたにもかかわらず、妊娠したことは一度もありません。
同じように慶太と過ごしてきたはずなのに、今回だけ結果が違っていたのです。
樹はその理由について調べた内容をもとに、自身の考えを説明します。
まず確認したのは、慶太と最後に関係を持った時期でした。
莉乃によると、それは時間が巻き戻る前日のことです。
樹は、精子は数日間体内に残ることがあり、排卵とのタイミングによって妊娠の成立が左右されると話します。
同じ日に同じ行動をしていたとしても、受精するかどうかまで毎回同じ結果になるわけではありません。
わずかな時間の違いによって結果が変わることもあるため、今回の人生では偶然その条件が重なったのではないかと考えていました。
つまり、今回だけ妊娠したのは特別な出来事が起きたからではなく、奇跡的な偶然が重なった結果だというのです。
その説明を聞いた莉乃は納得する一方で、新たな不安を抱くことになります。
もし再び時間が巻き戻ったら、お腹の中にいる命はどうなるのか。
そう考えた莉乃の表情には、これまでとは違う迷いが浮かんでいたのでした。
漫画『夫を殺したはずなのに』34話を読んだ感想
今回の34話では、なぜ今回だけ妊娠したのかという疑問に対して、樹がひとつの仮説を語った場面が印象に残りました。
これまで7回人生をやり直してきたにもかかわらず、一度も妊娠しなかった莉乃が今回だけ妊娠した理由については気になっていた読者も多かったと思います。
排卵のタイミングや受精の可能性について説明する樹の話には納得感があり、特別な理由ではなく偶然が重なった結果だったという考え方も興味深く感じました。
また、慶太が避妊薬の存在に気付いていた可能性がより濃厚になったことも見逃せません。
薬のケースを見つめながら莉乃へ言葉をかける場面には不穏な空気があり、莉乃が恐怖を感じた理由もよく伝わってきました。
そして何より印象的だったのは、莉乃がお腹の中の命に対する気持ちを素直に語ったことです。
これまでは母親になることへ強い不安を抱いていましたが、まだ姿も見えず触れることもできない存在なのに気になってしまうという言葉からは、莉乃の中で少しずつ変化が生まれていることが伝わってきました。
最後に莉乃が口にした「もしまた時間を巻き戻したら、この命はなくなるの?」という問いも重く、今後の展開に大きく関わってきそうだと感じました。
まとめ
今回は、漫画『夫を殺したはずなのに』34話のネタバレをお届けしました。
34話では、慶太が避妊薬の存在に気付いていた可能性が示されたほか、莉乃が母親になることへの不安や葛藤を樹へ打ち明ける様子が描かれています。
また、なぜ今回だけ妊娠したのかという疑問について、樹が自身の仮説を語ったことも印象的でした。
これまでの人生では起こらなかった妊娠が、わずかなタイミングの違いによって起きた可能性が示されています。
さらに、お腹の中の命に対する莉乃の気持ちにも変化が見られました。
産まないつもりだったはずなのに、その存在を意識せずにはいられなくなっている様子は、今回の見どころのひとつだったと思います。
漫画『夫を殺したはずなのに』34話のネタバレと感想でした。
