この記事では「その品格に反抗をネタバレ全話!原作小説の最終回結末はどうなる?」と題してお届けしていきます。
めちゃコミ独占配信で絶賛連載中の「その品格に反抗を」は、わがまま美男子デミアンのこじらせ恋愛物語です。
傲慢な自信家の男が一人の気丈な女性を相手に不器用な恋愛をします。
漫画版は現在も連載中ですが、原作となる小説は外伝を含めて全5巻で、すでに完結を迎えています。
そこで今回は、「その品格に反抗を」がどんな最終回結末を迎えるのか、原作は小説家になろうで閲覧できるのかを見てみることにしましょう!
【その品格に反抗を】あらすじネタバレ全話
その品格に反抗をネタバレ1話〜10話
クロエ・ベルディエは落ちぶれながらも歴史ある家の長女だったが、生まれつき足が不自由であった為、政略結婚は妹のアリスにかかっていました。
しかしそのアリスは自由奔放な性格で、裕福なお家の嫡男には失礼ばかり働いていた為、その相手探しをクロエが手伝いに舞踏会へ同伴する事になります。
彼女はアリスの件以外でも今回の舞踏会関して心配事がありました。
それは3年前の戦争中、ベルディエ家の城を前線で戦う兵士の為に開放した頃、司令官を務めたデミアン・ティセ公爵からを現実的ながら厳しく冷酷な言葉を受けた事です。

クロエは嫌われただけだと思ってるけど、彼女の領土を想う気高さによってデミアンが心が動されていたようにも見えるよ
今回はそんなティセ公爵が主催する舞踏会であり、更にアリスによると公爵が多くの女性と交わっており、子供が生まれれば闇に葬っているという噂がある言った為、クロエより心配でした。
しかし、それまでの彼女の心配をよそにその舞踏会では妹とクロムウェル伯爵との縁談が進みます。
クロエは一安心していたが、なんと舞踏会でアリスが流浪の民エディと逢引をしていたことが発覚しました。
その現場を目撃していた公爵に姉としてクロエは一族とその領土を守ろうと何でもやると懇願します。
それから三ヵ月、彼は約束を守り、アリスのクロムウェル伯爵との縁談は順調に進んでいました。
そんなある日、公爵がベルディエ領に狩りをしに来ます。
狩りの案内人として森に詳しいクロエに来てほしいと言って引かないティセ公爵に仕方なく同じ馬に乗り連れていかれた彼女ですが、その狩りでも何度も嫌がらせを受けるのでした。
狩りの途中に怪我をしたティセ公爵は傷の治療を医師の診察をクロエにやらせるなど、やたらと彼女に嫌がらせをするが、子爵令嬢として一度も家の品位を落とす事はせず、公爵の琴線に触れたように見えます。
しかしその翌日、ティセ公爵が言い渡したのはアリスへの求婚でした。
混乱に陥るベルディエ家だったが、ここでアリスがエディと会い続けており、妊娠した事が発覚します。
これによりクロエに過酷な運命が降りかかるのでした。



アリスの代わって、ベルディエ家の為に立ち回るクロエが心配だよ
その品格に反抗をネタバレ11話〜20話
公爵の求婚やアリスがエディとの妊娠が発覚し、クロムウェル伯爵との婚約破棄に動くクロエだったが、使用人であるグレイがアリスの置手紙をもって現れます。
自由なアリスは彼女なりに家に迷惑がないように自分の身分を捨て、エディと駆け落ちを決意し家を出ていたのです。
手紙にの内容に一家は騒然、父に至っては卒倒しました。
何かと頼りない父に代わって、事態解決に動き始めるクロエは、アリスの駆け落ちに助力をしていたグレイを許し、今度は自分に協力するように引き込みます。
翌日、公爵の元を訪れるクロエだったが、アリスがなぜ家を出たかははぐらかすしかありません。
しかし彼女はベルディエ家が生き残る唯一な方法として公爵との縁談は自分が受けると言い渡します。
数日後、ティセ公爵は再度ベルディエ家に現れ、家宝の宝石を渡すことで、正式な縁談をクロエと結ぶと伝えました。
またこの際、公爵家はこの縁談をよく思ってはいないとも暗に伝えます。



政略結婚への綱渡りにドキドキさせられる...
公爵とクロエはすぐに挙式を挙げ、その晩には首都で公務があると彼はすぐに去ってしまいます。
首都で病床に伏した国王と彼が駆け引きをする中、クロエは形だけでも政略結婚が上手く行ったと思ったのも束の間、ゴシップ紙で夫が不倫している可能性があると取り上げられてしまうのです。
それでも厳しくも正しい義母に認められ、彼女はティセ公爵夫人の役割に適応してゆきます。
公爵家で起こるいざこざを収め、郷愁を感じながらもクロエはデミアンの嫁としての役割を全力で全うしました。
帰還した夫から、この先杖が必要なくなるようにと補助具を送られるも、彼の深い嫉妬心に触れて、彼女は喜べずにいた。
その品格に反抗をネタバレ21話〜30話
嫁の故郷との間に鉄道を引こうと提案するデミアン。
ゴシップ紙に掲載された夫の噂ぐらいでは心は動かないと公の場で語るクロエ。
まだ心が通わない二人だったが、どちらも表面上の結婚をアピールするように動きました。
しかしティセ家の使用人の家族が病に倒れた時はそれをクロエが救ったり、デミアンもまたその礼として、彼女と親しいベルディエ家の使用人グレイを雇うなど、少しづつ歩み寄る部分もあります。
しかし行動とは裏腹にデミアンはあの手この手と嫁の反応を楽しみたいが為に策を巡らせました。
その一つとして彼は数名の貴族をティセ家に招き、その中に不倫相手と噂になっていた侯爵夫人のイザベラを呼んだのです。
その日中、クロエが氷に覆われた湖に突き落とされ、低温症で体調が悪化します。
公爵夫人の責務を全うしてほしい為、応じられない可能性が高いと言い残す夫の言葉に傷つき、溜まっていた感情が爆発してグレイの小屋で泣き明かしてしまいました。
しかしその晩、イザベラが変わり果てた姿で発見されます。
使用人と二人でいた為、アリバイの無いクロエは疑われてしまいますが、公爵は裁判ではクロエは自分と寝ていたと証言し、グレイは二人がそうしている現場を目撃したと証言させ、捏造した証言で冤罪を退けました。
その後、彼は元より犯人は第一王子の差し金たと知っており、嫁に気に入られようと自作自演を仕掛けたのだと読者には明かされます。
しかし、これを知らない彼女はまた少し彼に惹かれるのでした。



クロエが真相を知ってしまったらどうするんだろ…
その品格に反抗をネタバレ31話〜40話
ついに惹かれ合い始めた公爵夫婦だったが、デミアンはクロエの為に元々彼女に仕えていたグレイを呼び寄せた事を障害に思うようになっていました。
デミアンは白昼堂々と嫁との行為を見せつけたり、夫婦仲が良好だと使用人の間で話題になるように行動し、裁判で嘘の証言をする条件であった領土を出ていく事を催促し続けます。
グレイを家族同然に思っていたクロエは彼に詰め寄るデミアンを見て一時は心が揺れていたが、本人に直接問いかけました。
あいしているかと聞くとデミアン戦争中に出会い森の中で彼女の気高さに触れてから愛していると、初めて心からの気持ちを伝えます。
その言葉が本心だと察した彼女は、ついに彼と本当の意味で心が通じ合うのでした。



やっと本音でも愛し合う事が出来た二人だけど、これだとグレイが当て馬にされて若干不憫なのでは?
時は流れ、クロエは夫の肖像が施された切手を買ってしまったり、本人は子供の様な笑顔を見せるなど、見間違える程に二人の距離は近くなっていきました。
そんなある日、出先のカフェで彼はベルディエ子爵領の森をティセ公爵家が譲り受けた時に金鉱脈が発見されたことを明かします。
ベルディエ子爵からなんの働きかけがない事を不思議に感じたと零すデミアンだったがクロエは父はそのような人物ではないと返しました。
そんな家族想いな彼女にデミアンは金鉱脈の半分は子爵家に返却すると伝え、これに当初の目的だった子爵家の立て直しが達成されると彼女は喜びの涙を流すのでした。



もうここでグッドエンドでもいいよ...続きがある事に不安を覚えるよ。
その後、音楽会で素行の悪い従兄弟の第一王子との対立するも、一人駅で待っていた嫁を一目見て心を柔らかくしたデミアン。
その晩は、便が残っているベルディエ領に向かおうと心から歩みよる姿を見せます。
クロエは彼の気持ちに答えようと義母に相談した所、彼女はただ公爵家の弱みになってはなようにとだけアドバイスをするのでした。
クロエは以前デミアンが贈ってくれた補助具を今では素直に受け取り、杖のない歩行を練習し、彼の隠した武器になりたいと本人に誓います。
ティセ公爵領の夏至のお祭りで二人は、今までクロエが嫌悪していたダンスを踊るのでした。
そんな幸せに包まれた二人と関係に王の死という一報が入ります。
その王と第一王子に不満を持ち、王を死に追いやったのはほかでもなくデミアンだったのです。
彼が王位争奪へと準備を進める中、クロエの身体にはもう一つ命が出来ていました。
その品格に反抗をネタバレ41話〜50話
デミアン公爵はクロエが身ごもった子供の性別を問わずに姓と爵位を与えると契約を残し、首都へ向かいます。
クロエが身ごもったと聞いた際に彼はこの子供が最初で最後だと語っていましたが、自ら引き金を引いたこの王位争奪が命を賭した戦いだった為、自分がいなくなっても妻と子には地位だけでも残るようにと彼なりの想いかもしれません。



作品の最初期からは考えられない程、彼は嫁に心を許してるね。
しかし、そんな中クロエはあのイザベラ殺人事件で自分が容疑者になったことがデミアンの計画だったことを知ってしまいます。
彼はそれでも愛は本物だと説得を試みるが、彼女は再び信じられなくなりました。
さらに不幸な事にクロエは流行り病にかかり、床に伏してしまいます。
薬は存在するが、腹の子供は耐えられないかもしれないと言われた彼女は治療を拒否するのです。
その様子を見ていたデミアンは彼女とまだ見ぬ子の強さを信じると説得し、治療を強行します。
しかし、努力は虚しくクロエは流産してしまう。
義母はまた天が機会を与えてくれると慰めてくれますが、クロエは離別を切り出します。
彼女を完全に説得できずに、公爵は首都で起きた民の暴動を治めに領から出発。
彼は素早く首都での騒動を収め、元々民からは不人気だった第一王子を押しのけて次期国王として担ぎ上げられます。
その頃クロエは公爵家の配下にあるバイス伯爵の手引きで領土内の修道院に残って仕事をしていたグレイと再会していました。
グレイは公爵の今までの計画をクロエに伝え、一緒に亡命しようと持ち掛けます。
しかし、彼女はこれを断り、グレイもそれがお嬢様の意思であればと身を引くのです。
クロエは夫に愛はなくなってはいないと便りを送り、これを受け取った彼は早急に領土に戻ります。



首都の騒動も、三角関係も解決したから後は仲直りするだけだね!
しかし、ティセ領に戻ったデミアンを待ち受けていたのは、燃え盛る小屋で発見した女性の焼死体でした。
その品格に反抗をネタバレ51話~60話
物語の後半は、クロエが仕掛けた衝撃的な復讐劇から始まります!
クロエはなんと、デミアンの元から完全に逃れるため、身元不明の焼死体を自分の身代わりに仕立て上げ、自らの「死」を偽装するという、あまりにも大胆な計画を実行に移していました。
これは、ただ逃げるのではなく、デミアンに自分を失った絶望を味合わせるための、計算され尽くした「反抗」だったのです。



この計画を知った時は、クロエの覚悟に鳥肌が立ちましたね…!
クロエが本当に死んだと信じ込んだデミアンは、まさに絶望のどん底へ。
これまで見せてきた傲慢で冷酷な姿は影を潜め、公務はかろうじてこなすものの、夜ごと悲しみに打ちひしがれ、狂気に蝕まれていきます。
特に、降りしきる大雨の中で、正気を失ったようにクロエの墓を素手で掘り返すシーンは圧巻です。
彼の心の叫びが聞こえてくるようで、胸が張り裂けそうになります。
しかし、この狂気の中で、デミアンは冷静な一面を失ってはいませんでした。
掘り起こした遺体に、クロエが大切にしていたネックレスがつけられているのを見て、彼はある違和感に気づくのです。
「なぜ、特別な日でもないのにこんなものが…?」
その小さな疑問から、彼は「クロエは生きている!」という確信に至ります。



この絶望の淵でさえ光を見つけ出す執念、恐るべし!
この偽装死は、デミアンに地獄の苦しみを与えましたが、同時に彼が初めて自分の愛の深さを自覚し、変わるためのきっかけとなりました。
その品格に反抗をネタバレ61話~70話
クロエが生きていると確信したデミアンの行動力は凄まじいものでした!
デミアンは持てる権力のすべてを使い、執念でクロエの行方を追い続けます。
そしてついに、隣国で名前を変え、家庭教師として静かに暮らしていたクロエを見つけ出し、運命の再会を果たすのです!
しかし、感動の再会…とはいきません。
デミアンの顔を見たクロエは、過去の恐怖と裏切りがフラッシュバックし、激しく彼を拒絶。



あんなにひどい目に遭わされたのですから、当然の反応ですよね。
ですが、今のデミアンは以前とは全く違いました。
プライドをかなぐり捨て、ただひたすらにクロエに許しを請い、心からの後悔と変わらぬ愛を伝え続けます。
そんなデミアンの必死な姿に、クロエの凍てついた心も少しずつ溶かされていきました。
決定打となったのは、クロエ自身がずっと肌身離さず持ち続けていた、デミアンの写真が入ったロケットの存在でした。
憎んでいるはずなのに、捨てられなかった想いの証。
クロエは、自分が心の底ではまだデミアンを愛していることを、認めざるを得なかったのです。
ようやくお互いの本当の気持ちに素直になれた二人は、涙ながらに想いを伝え合い、固く抱きしめ合います。
傷つけ合い、遠回りし続けた二人が、本当の意味で身も心も結ばれるこの和解のシーンは、この物語屈指の名場面!



何度読んでも涙腺が緩んでしまいます(泣)
その品格に反抗をネタバレ71話~80話
ようやく本当の愛で結ばれた二人に、最大の試練が!
なんと、王位を狙う政敵ヨハネスの策略により、国王となったデミアンが拉致・監禁されてしまうのです!
せっかく幸せになれると思った矢先の出来事に、再び暗雲が立ち込めます。
しかし、ここからのクロエは、もうかつての無力な令嬢ではありませんでした!
クロエはただ夫の帰りを待つのではなく、自らの知恵と行動力でデミアンを救い出すために立ち上がるのです!



この変化には胸が熱くなりますね!
クロエの強力な味方となったのが、妹アリスとその夫エディでした。
なんと、自由奔放な駆け落ち相手だと思われていたエディの正体は、隣国の王太子だったのです!
このサプライズ展開には本当に驚かされました(笑)。
クロエは、王太子であるエディの協力を取り付け、彼の国の情報網や兵力を借りて、デミアンが囚われている場所を突き止めます。
かつてはデミアンの策略に翻弄されるばかりだったクロエが、今や国の垣根を越えた交渉をまとめ上げ、夫の救出作戦を指揮する…。
その姿は、まさしくデミアンと肩を並べる「対等なパートナー」そのもの。
この一連の出来事は、二人の関係性が「支配する者」と「される者」から、お互いを支え合い、共に困難に立ち向かう真の夫婦へと完全に変わったことを示す、非常に重要なエピソードと言えるでしょう!



クロエも本当に逞しくなりましたね♪
その品格に反抗をネタバレ81話
物語は、息をのむクライマックスへ!
クロエが突き止めた監禁場所に駆けつけると、建物はすでに紅蓮の炎に包まれていました。
絶望的な状況に誰もが諦めかける中、クロエだけは「絶対にデミアンは生きている!」と固く信じ、燃え盛る炎に向かって彼の名前を叫び続けます。
その愛と信頼が起こした奇跡!
なんと、クロエの悲痛な叫びに応えるように、全身ボロボロになりながらも、デミアンが炎の中から姿を現すのです!
二人が炎を背に再会を果たすシーンは、まさに感動の極み!



涙なしでは見られません!
すべてが解決し、無事に帰国した二人。
デミアンは国民からの祝福を受けながら、クロエに驚くべきプレゼントを計画していることを明かします。
それは王宮そのものでした。
そして、これまでの傲慢さが嘘のように、愛するクロエの前にひざまずき、こう告げるのです。
「これからも、俺のことを引っ張ってほしい」
この一言に、彼のすべての想いが詰まっていますね。
クロエの強さと賢さを心から認め、彼女を人生の導き手として尊敬しているという、最高の愛の言葉でした。
そして物語は、二人が可愛い男女の双子を授かり、穏やかで幸せな家庭を築くという、美しいエピローグで幕を閉じます。



壮絶な愛憎の果てに、二人が掴んだ「真実の品格」
本当に素晴らしいハッピーエンドでした!
【その品格に反抗を】原作小説の最終回結末ネタバレ!
すべての困難を乗り越え、ついに結ばれたキャラクターたち。
彼らの輝かしい未来が描かれる最終回は、まさに感無量!
それぞれの幸せの形と、物語の核心に触れる謎の真相を、詳しくご紹介しますね♪
その品格に反抗をネタバレ最終回結末①:クロエとデミアンの幸せな家庭
壮絶な愛憎劇の果てに、真実の愛で結ばれたクロエとデミアン。
最終回では、可愛い男女の双子にも恵まれ、笑顔あふれる幸せな家庭を築いています。
あれだけ歪んだ愛情表現しかできなかったデミアンが、今ではすっかり子煩悩なパパに!
クロエを心から慈しみ、子供たちを愛おしそうに見つめる彼の姿は、過去の姿を知っているからこそ、涙が出るほど感動的です。
クロエもまた、すべての苦しみを乗り越え、穏やかで優しい母の顔を見せてくれます。
その品格に反抗をネタバレ最終回結末②:デミアンの母「プリシラ公爵夫人」の安らぎ
当初、息子の奇行や家の品格を重んじるあまり、クロエに厳しく接することもあったデミアンの母、プリシラ公爵夫人。
しかし彼女は、クロエという存在が息子をいかに変え、本当の幸せに導いたかを間近で見てきました。
最終回では、クロエのことをすっかり本当の娘のように受け入れ、二人の間に生まれた孫たちを溺愛する、心優しいおばあ様の姿が描かれます。
息子の幸せを案じ続けてきた彼女が、ようやく心からの安らぎと喜びを手に入れるこの結末は、物語のハッピーエンドにさらなる深みを与えています。
その品格に反抗をネタバレ最終回結末③:アリスとエディのロイヤルな幸せ
貴族の「品格」や政略結婚に反抗し、愛のために駆け落ちしたアリス。
彼女の選んだ道は、結果的に最大の幸福へと繋がっていました。
夫のエディが王太子だったことで、アリス自身も王太子妃となり、二人の間には可愛い子供も生まれています。
家柄や常識に縛られず、自分の心に正直に生きたアリスの生き方は、この物語が示すもう一つの「幸せの形」なのかもしれませんね♪
その品格に反抗をネタバレ最終回結末④:グレイの新たな道と脇役たちの救済
クロエへの報われない恋心を抱えながらも、最後まで彼女に献身的に仕えた従者グレイ。
彼の恋は実りませんでしたが、彼もまた、自分自身の力で新たな幸せを見つけ出します。
物語の最後、彼は宣教師となって、人々のために尽くす充実した日々を送っていました。
また、クロエが守ろうとした父やベルディエ家も、デミアンの支えによって経済的な危機を脱し、平穏な日々を取り戻します。
傷ついた全ての人物が、それぞれの形で救われる、希望に満ちた結末です。
その品格に反抗をネタバレ最終回結末⑤:【真相】イザベラ侯爵夫人はどうなったのか?
物語中盤、クロエを絶望に突き落とした「イザベラ侯爵夫人殺害事件」。
その衝撃的な結末が、ここで明らかになります。
実は、イザベラの死は、すべてデミアンが仕組んだ「偽装殺人」でした。
彼女はデミアンの敵でも愛人でもなく、彼の計画に協力した有能なスパイだったのです。
デミアンは、クロエを殺人犯に仕立て上げて孤立させ、自分が救い出すことで彼女の心を完全に支配しようとしました。
イザベラはその計画のために「死んだふり」を完璧に演じきった後、役目を終えて報酬を受け取り、物語の舞台から静かに姿を消しました。
つまり、彼女は実際には死亡しておらず、どこかで生きているというのが真相です。
この恐ろしい計画こそが、デミアンの歪んだ愛の頂点であり、後にクロエが彼のもとを去る決定的な原因となったのでした。
【その品格に反抗を】原作は小説家になろうで読める?
原作は【품격을 배반한다】というタイトルの韓国語の小説です。
韓国で配信されている電子書籍サイトの『RIDI』で読むことが可能になっています。
「小説家になろう」で読めるのか気になる方も多いかもしれませんが、なろうで読めませんのでご注意ください。
【その品格に反抗を】主要な登場人物一覧
ここからは「その品格に反抗を」の主な登場人物をおさらいしていきます。
一人一人がどんな人物なのかを知ってより物語に没頭してくださいね!
クロエ・ベルディエ
ベルディエ家の長女。
子供の頃の病気が原因で足が悪く、杖をつきながら生活しています。
優しく親切で気遣いがある女性で、ベルディエ家の存続を気にかけていますが、身体障害のため自分では縁談に恵まれることは期待できません。
このままでは使用人や領地の民が路頭に迷うことになるので、妹の結婚に希望を持っています。
自分の幸せより他人の幸せを優先できる優しさを持つ一方で、怒らせると怖いタイプでもあります。
アリス・ベルティエ
ベルティエ家の次女でクロエの妹。
足の悪い姉の代わりに、家族を守るため貴族との政略結婚をするよう言われていますが、本人は自由を求める奔放な性格。
家族を助けたい気持ちはありますが、結婚相手は自分で選びたいというジレンマを抱えています。
パーティーのたびに事を起こしスキャンダルが絶えません。
繰り返し、流浪の男と隠れて会っていることを秘密にしています。
デミアン・エルンスト・フォン・ティセ
ティセ公爵家の当主で、戦で大きな功績を残している英雄のような存在です。
その外見から多くの女性に注目されていますが、本人は冷淡な気分屋。
機嫌を損ねると手をつけられません。
恋人との間にできた子どもを皆殺しにしたという噂まであります。
優しく気遣いがありながらも気が強く、負けん気の強いクロエのことが気になっていて、弄んでいます。
グレイ・ウィルソン
ベルディエ家に代々仕える使用人。
クロエとは幼い頃からの付き合いで、信頼を得ています。
その絆の深さゆえにデミアンから妬まれ、嫉妬の対象になってしまいました。
クロエのことが好きですが、立場上、それを口にすることはありません。
ヨハネス
スワントン王国第一王子で、デミアンの従兄弟。
デミアンに追い出され王の座を追われてしまいました。
プリシラ公爵夫人
デミアンの母親。
先代の国王の長女で、先代公爵夫人です。
クロエのことが気に入らずに、なにかと邪魔をしてきます。
イザベラ侯爵夫人
デミアンの不倫相手?
イザベラ侯爵夫人によってクロエは翻弄させられることになります。
まとめ
今回は「その品格に反抗をネタバレ全話!原作小説の最終回結末はどうなる?」をお送りしてきましたが、どうでしたか?
デミアンが初めからクロエのことが大好きで、大好きだからこそ意地悪でしていたことが分かりました。



本当に小学生みたい(笑)
そして最終的にデミアンとクロエには双子の子供が産まれるという最高のハッピーエンドを迎えます。
2人の駆け引きが面白く、絵がとても綺麗な作品ですので、読んでない方は是非。
原作に関してはなろうでは読めませんが、『RIDI』というサイトで読むことが可能なので、韓国語がわかるという方は是非。
「その品格に反抗をネタバレ全話!原作小説の最終回結末はどうなる?」でした。