主人公が愛と憎しみに翻弄されつつ、自らの運命を切り開いていく小説が原作の作品「私の愛する圧制者」。
この作品は、韓国のWEB小説として最終回を迎えました。
人気のあるWEB小説であったため、最終回から3か月後に外伝が10話追加されました。
その後、LINE漫画での連載が始まり、現在注目を集めている女性向け漫画となっています。
外伝を含めて、「私の愛する圧制者」の最終回の結末についてネタバレをお届けします。
二人の結末に興味がある方は、ぜひこのネタバレ記事を最後までお楽しみください。
私の愛する圧制者のあらすじネタバレ!

2年間の交際を経てアネットとハイナーは結婚し、幸せな日々を過ごしていました。
しかし、ハイナーが指揮する革命軍が突然反乱を起こし、王政が崩壊します。
その結果、アネットの父親が命を落とすことになります。
この一連の出来事を受けて、ハイナーは革命軍の総司令官に就任します。
権力を手に入れたハイナーは、妻であるアネットに対する態度が一変し、冷酷に接するようになります。
実は、ハイナーはアネットの父親に対する復讐のためにアネットに近づき、結婚していたのです。
この真実を知ったアネットは絶望し、二人の結婚生活は終焉を迎えます。
離れ離れになった二人の未来はどうなるのでしょうか。
私の愛する圧制者の登場人物

複雑な愛憎劇を形成する上で重要な役割を果たす登場人物たちを紹介いたします。
アネット・ローゼンベルク
ローゼンベルク侯爵の唯一の娘であり、物語の中心人物です。
ピアニストを目指していたアネットは、夫ハイナーの革命によって人生が大きく変わります。
世間知らずの貴族の娘であった彼女は、物語を通じて成長を遂げます。
困難な経験を経て、自らを見つめ直し、従軍看護師として戦場に赴くなど、強い意志を持つ女性へと変貌していきます。
ハイナー・ヴァルデマール
アネットの父が所属していた軍隊で、彼は軍団長の地位にまで昇進します。
革命軍の最高指導者として、パダニアの国家改革を推進します。
アネットに接近したのは、彼女の家族に対する復讐心という複雑な感情からでした。
幼少期の厳しい経験が影響し、彼の心には深い闇が宿っています
カトリン・グロート
兄を革命によって処刑された過去を持ち、アネットの襲撃事件における容疑者の姉である。
ハイヤーと離婚した後、アネットを自宅に迎え入れ、彼女を支援する。
アネットが自らを取り戻すための重要な助けとなる。
私の愛する圧制者の原作は韓国小説?完結した?

韓国のウェブ小説プラットフォームであるネイバーシリーズにおいて、2023年4月から連載が始まり、2023年6月に完結しました。
原作の人気を受けて、漫画化され、現在はLINE漫画で連載されています。
漫画版は、2024年11月の時点でまだ最終回を迎えていません。
私の愛する圧制者ネタバレ最終回結末!

ラストがどのような展開になるのか、原作の小説を基にして、最終回の結末についてのネタバレをお伝えいたします。
アネットがハイナーと再会
父親と夫を失ったアネットは従軍看護師としての道を歩んでいました。
しかし、ハイナーはアネットが従軍看護師として働くことを信じられませんでした。
彼は、彼女が貴族の出身であり、か弱い女性であると考えていたためです。
カトリンから離婚後のアネットの状況に関して話を聞いたハイナーは、なぜ彼女が従軍看護師になることを思いとどまらなかったのかを電話で尋ねます。
従軍看護師になるという選択は、アネットが自分で決めたものでした。
カトリンは、ハイナーが愛する人はアネットだと見抜いており、彼女を人間として尊重するようにと助言します。
その後、アネットは後方部隊に配属され、視察で来たハイナーと再び会ったのです。
献身的に看護するアネットに感心する人々
アネットは前線部隊や後方部隊において、与えられた任務に対して真摯に取り組み、患者に対して献身的に接しています。
周りの人々は、アネットが貴族の出身であることを知っており、時には気を使ったり、陰で噂を立てることもあります。
しかし、アネットはそのような逆境に屈することなく、自分にできることを一生懸命に遂行し続けます。
彼女の姿を見ていた周囲の人々の態度も徐々に変化していきます。
ハイヤーが体の烙印の跡を見せる
アネットが勤務している施設が敵軍の襲撃を受けます。
炎が燃え盛る中、アネットは人々を救おうと懸命に奮闘します。
その頃、アネットが襲撃に遭ったとの知らせを受けたハイナーは、彼女を救出するために駆けつけます。
しかし、その際にハイナーは銃弾に倒れてしまいますが、アネットの無事を確認し、安堵の表情を浮かべます。
ハイナーは怪我の治療のため、病院でしばらくの間過ごすことになります。
療養中に、ハイナーはアネットに対し、これまで明かしていなかった自身の過去を語り始めます。
彼は、過去に厳しい訓練を受け、特殊部隊に所属していた際に経験した拷問について詳細に話しました。
結婚していた頃、アネットの前で服を脱ぐことがなかったハイナーは、初めて体に刻まれた烙印の跡を見せます。
その痕を見たアネットは涙を流し、二人は初めてお互いの本当の気持ちを分かち合うことができたのです。
戦争が終結して一緒に暮らす
お互いに対する愛情を再認識した二人でしたが、ハイナーが総司令官という立場にあるため、二人は別れる道を選びます。
前回の離婚の際のような無気力で消極的な別れではなく、今回は二人でしっかりと考えた結果です。
アネットは、以前に二人で訪れることを約束していた小さな村で新たな生活を始めます。
やがて戦争が終結し、総司令官としての任務を果たしたハイナーは、アネットが待つ村を訪れます。
再会した二人は結婚式を挙げ、物語は幸せな結末を迎えます。
私の愛する圧制者の小説外伝をネタバレ!

韓国のウェブ小説プラットフォーム「ネイバーシリーズ」で2023年4月17日から連載が始まった「私の愛する圧制者」が完結したのは同年6月6日。
約3ヶ月後の9月1日には外伝10話が追加され、2024年2月14日にはウェブトゥーン記念特別外伝5話が公開され、物語が深堀されました。
外伝の内容は現在調査中です。
詳細が判明し次第掲載していきます。
まとめ

「私の愛する圧制者」に関して、結末に至るまでのネタバレを解説しました。
複雑に愛と憎しみが絡み合うストーリー構成が特徴なのが、私の愛する圧制者ですよね。
外伝が制作されるほど、原作の小説版も人気を誇る作品であることに納得がいきます。
一方、漫画版はまだ最終回を迎えていない状況です。
今回のネタバレを通じて最終回の結末に興味を持たれた方は、原作の小説や外伝をぜひご自身で確認してみてください。