漫画『夫を殺したはずなのに』14話では、莉乃が慶太との出会いについて疑問を抱き始めます。
これまで信じていた夫婦の関係に揺らぎが生まれ、何気ない会話の中にも不穏な空気が漂う展開となりました。
また、夫を殺したはずなのに14話では、莉乃が謎の男性を探すために行動を起こしますが、思わぬ形で行き詰まってしまいます。
夫を殺したはずなのにの物語が新たな局面を迎えるなか、今回のネタバレでは気になる出来事を順番にご紹介します。
この記事では、漫画『夫を殺したはずなのに』14話のネタバレと感想をまとめました。
漫画『夫を殺したはずなのに』14話ネタバレ
智和と名乗る男性から「出会いは仕組まれていた」と告げられた莉乃は、その言葉の意味を理解できずにいました。
しかし、頭では否定しようとしても不安は消えず、莉乃は自分たち夫婦の過去について改めて考え始めます。
夫を殺したはずなのに14話ネタバレ:慶太との出会いに疑問を抱く莉乃
その日の夜、莉乃は慶太と並んでテレビを見ていました。
番組では「出逢いの形」という特集が放送されており、職場や学校だけでなく、SNSやマッチングアプリなど、さまざまな出会いの形が紹介されています。
慶太は「今はそういう時代だな」と何気なく話しますが、莉乃は番組の内容を聞きながら別のことを考えていました。
これまで二人は、自分たちの出会いを運命のような出来事だと思っていたからです。
ところが最近になって、その出会い自体に別の意味があったのではないかという疑念が生まれていました。
莉乃は意を決して、10年前に出会った日のことを覚えているか慶太に尋ねます。
慶太は笑顔で当時の出来事を振り返り、「助けなきゃと思ったら体が勝手に動いた」と答えました。
しかし莉乃はさらに踏み込み、「出会う前から自分のことを知っていたことはないのか」と質問します。
その瞬間、慶太の表情が変わりました。
驚いたような顔を見せたあと、「どうしてそんなことを聞くのか」と問い返し、誰かから何か吹き込まれたのではないかと疑い始めます。
さらに莉乃の腕をつかみながら確認する姿は、普段の慶太とはまったく違うものでした。
莉乃は恐怖を覚えますが、慶太はすぐに笑顔へ戻り、「そんなことならストーカーみたいじゃないか」と冗談めかして話を終わらせました。
それでも莉乃の中には、慶太が何かを隠しているという疑念だけが残ります。
夫を殺したはずなのに14話ネタバレ:大学で男性を探し始める
翌日、莉乃は学生証に書かれていた情報を頼りに大学へ向かいました。
あの男性ともう一度会い、詳しい話を聞かなければならないと思ったからです。
まずは心理学科の学生に声をかけ、「鈴木智和」という人物を知っているか尋ねます。
しかし返ってきたのは「知らない」「聞いたことがない」という反応ばかりでした。
何人もの学生に話を聞いても結果は同じで、莉乃は少しずつ違和感を覚え始めます。
それでも諦めず学内を歩き回った結果、学食で話を聞いた学生から「一つ上の学年に鈴木という先輩がいたと思う」という情報を得ました。
ようやく見つけた手がかりに希望を抱いた莉乃は、講義が終わる時間まで待つことにします。
しばらくすると、人混みの中に見覚えのある後ろ姿を見つけました。
髪型も雰囲気もよく似ており、莉乃は慌ててその人物を追いかけます。
肩に手をかけて呼び止めると、相手は確かに「鈴木です」と名乗りました。
しかし振り返った顔は、莉乃が会った男性とは別人だったのです。
その瞬間、莉乃はすべてを理解しました。
渡された学生証そのものが偽物だったのでしょう。
名前も所属も最初から嘘だったと気づき、莉乃は完全に出し抜かれていたことを悟ります。
夫を殺したはずなのに14話ネタバレ:再び届いたメッセージ
その夜、莉乃は大学での出来事を思い返していました。
あの時もっと問い詰めていれば何か分かったのではないか。
そんな後悔を抱えながら、どうすれば再び接触できるのか考え続けます。
すると突然、スマートフォンに新しいメッセージが届きました。
差出人は表示されておらず、送られてきたのは写真と短い文章です。
そこには「別れろって言いましたよね?」という言葉が書かれていました。
以前受け取ったものとは少し内容が変わっていましたが、莉乃は送り主があの男性だと確信します。
ようやく繋がることができた莉乃は、すぐに返信を送りました。
「お願い」
「もう一度会って話がしたいの」
必死な思いを込めたメッセージでしたが、返ってきたのはわずかな文章だけでした。
「諦めてください」
莉乃は再び男性との接触に成功したものの、会いたいという願いは拒まれてしまいます。
一方その頃、男性は莉乃の家の外から静かに部屋の窓を見つめていました。(物語前半の窓を覗きこむ黒い影が茶髪の男性だと判明)
自ら会おうとはしないにもかかわらず、莉乃のすぐ近くで様子をうかがっているような姿が描かれます。
わずかに繋がった手がかりも状況を動かすには至らず、男性の目的が分からないまま不穏な余韻を残して幕を閉じるのでした。
漫画『夫を殺したはずなのに』14話を読んだ感想
14話は大きな事件が起きる回ではありませんでしたが、不穏な空気が終始続いていたのが印象的でした。
特に慶太との会話は緊張感がありました。
莉乃は何気なく確認しただけでしたが、慶太は予想以上に動揺しており、普段とは違う一面を見せています。
腕をつかみながら問い返す姿には圧迫感があり、莉乃が恐怖を感じたのも無理はないように思いました。
また、大学での調査によって、謎の男性がかなり用意周到に動いていることも分かります。
莉乃はようやく手がかりを見つけたと思いましたが、学生証の情報そのものが偽物だったため、結果的には振り出しに戻されてしまいました。
名前や所属まで偽っていたことを考えると、最初から身元を知られるつもりはなかったのでしょう。
少しずつ真実へ近づいているようでいて、肝心な部分にはなかなか辿り着けない展開が続いているのも印象的です。
さらに最後のメッセージでは、連絡こそ取れたものの会うことは拒まれてしまいました。
今回は状況が大きく動いたわけではありませんが、莉乃の不安だけが着実に積み重なっていく構成になっており、物語全体の空気が少しずつ変化していることを感じる回だったと思います。
まとめ
漫画『夫を殺したはずなのに』14話では、莉乃が慶太との出会いに疑問を抱き始めたことで、これまで信じていた夫婦の関係を見つめ直す展開が描かれました。
また、大学で謎の男性を探した結果、学生証の情報が偽物だったことが判明し、ネタバレとして見ても新たな手がかりを得ることはできませんでした。
その後、男性との連絡には成功しますが、会いたいという願いは拒まれてしまいます。
ようやく接点を取り戻したにもかかわらず、莉乃は肝心な話を聞き出せないまま終わることになりました。
今回のネタバレでは大きな進展こそありませんでしたが、慶太への疑念や男性の用意周到な行動によって、莉乃の不安が少しずつ大きくなっていく様子が印象的です。
漫画『夫を殺したはずなのに』14話の感想としては、真実へ近づいているようでいて距離が縮まらないもどかしさが強く残る内容だったように感じました。
莉乃が追い求める答えにたどり着くまでにはまだ時間がかかりそうですが、その過程で夫婦の関係がどのように変化していくのかも気になる14話でした。
