『夫を殺したはずなのに』10話では、エレナが慶太と関係を持つまでの経緯や、莉乃に対して抱いていた本当の感情が明かされます。
また、エレナが慶太へ執着する理由や、莉乃に向けていた複雑な思いも描かれました。
この記事では、漫画『夫を殺したはずなのに』10話のネタバレを詳しくまとめています。
漫画『夫を殺したはずなのに』10話の内容を振り返りながら、ネタバレとあわせて感想もご紹介していきます。
漫画『夫を殺したはずなのに』10話ネタバレ
漫画『夫を殺したはずなのに』10話では、エレナの視点から慶太との不倫関係が始まった経緯が描かれます。
また、莉乃へ強い感情を抱くようになった理由も明らかになりました。
夫を殺したはずなのに10話ネタバレ:慶太を奪いたいと思ったエレナ
物語は1年前、エレナが健康飲料の配達員として莉乃の家を訪れた場面から始まります。
初めて莉乃を見た時、エレナは純粋な疑問を抱いていました。
なぜこんな質素な女性が、これだけ立派な一軒家で暮らしているのか。
その姿を見た瞬間、エレナの頭に浮かんだのは自分から夫を奪った女性でした。
派手な自分ではなく、ごく普通の女性が選ばれた過去は、エレナにとって忘れられない傷になっています。
もし莉乃も同じように年上の男性と結婚し、今の生活を手に入れたのだとしたら。
そう想像するだけで気分が悪くなり、エレナは無意識のうちに莉乃へ嫌悪感を抱いていました。
しかし、その一か月後の配達で状況は変わります。
いつも応対していた莉乃ではなく、慶太が姿を見せたのです。
莉乃が風邪で寝込んでいるため代わりに出てきたと説明されますが、エレナは慶太から目を離せませんでした。
整った容姿に落ち着いた雰囲気、そして余裕のある暮らしぶりを感じさせる姿を見て、エレナは強く惹かれていきます。
どうしてこんな男性が莉乃を選んだのか。
なぜ自分ではなく莉乃なのか。
そんな疑問が頭の中を埋め尽くしていきました。
そして慶太が帰ろうとした時、エレナは思わず呼び止めます。
気付けば連絡先を書いたメモを渡していました。
この男性を逃したくない。
そして今度こそ自分が奪う側になりたい。
エレナの中には、そんな感情が芽生えていたのです。
夫を殺したはずなのに10話ネタバレ:慶太との関係とエレナの執着
数日後、エレナのもとへ慶太から連絡が届きます。
そこには、別に借りている部屋へ飲料を届けてほしいという内容が書かれていました。
その連絡を見たエレナは、自分の思いが受け入れられたことを確信します。
翌日、指定された部屋を訪れたエレナは慶太と再会し、二人はすぐに男女の関係になりました。
エレナにとって印象的だったのは、慶太が自分の裏の顔を受け入れてくれたことです。
配達員としての地味な姿だけではなく、本来の自分も否定しませんでした。
慶太は「取り繕う気持ちは分かる」と語り、自分にも妻に見せられない顔があると打ち明けます。
その言葉を聞いたエレナは、この人こそ運命の相手なのだと思うようになりました。
それから二人は何度も体を重ねるようになります。
しかし、エレナにはどうしても理解できないことがありました。
それは慶太が莉乃を選んだ理由です。
エレナは率直に尋ねます。
どうしてあんな地味な女性と結婚したのか。
どう考えても釣り合っていないのではないか。
すると慶太は、なぜ前の夫と結婚したのかと問い返しました。
エレナは子どもに父親が必要だったからだと答えます。
しかし本心は違います。
本当はお金のために結婚したのでした。
それでもエレナは本音を隠したまま話を続けます。
子どももいないのに、なぜ莉乃を妻にしたのか。
すると慶太は静かにこう答えました。
「結婚するのに、他人が納得できる理由って必要なのかな」
その言葉を聞いても、エレナの疑問は消えません。
なぜ莉乃なのか。
なぜ自分ではないのか。
その思いは次第に執着へと変わっていったのです。
夫を殺したはずなのに10話ネタバレ:莉乃への敵意と現在
エレナは以前、莉乃へ「不倫される側にも原因がある」と話したことがありました。
その言葉の裏には、本心が隠されていました。
あなたのような何も持っていない女性に慶太はふさわしくない。
本来なら自分が慶太の隣にいるべきだ。
エレナはそう考えていたのです。
現在に戻ると、エレナは娘のエマを母親に預けて仕事へ向かいます。
いつか今の生活を手放し、自分が慶太の妻になる。
そんな未来を思い描きながら日々を過ごしていました。
仕事を終えて帰宅したエレナは、部屋の異変に気付きます。
いつも聞こえるはずの声がなく、部屋の中は不自然なほど静まり返っていました。
不安を覚えながら奥の部屋へ向かうと、そこには思いもよらない人物がいます。
莉乃でした。
さらに莉乃は包丁を手にし、エマを押さえています。
突然の光景を目の前にしたエレナは、驚きの表情を浮かべるのでした。
漫画『夫を殺したはずなのに』10話を読んだ感想
10話はエレナという人物をより深く知ることができる回でした。
これまでは莉乃への敵意ばかりが目立っていましたが、その根底には過去の結婚生活で味わった屈辱や劣等感があることが分かります。
自分を捨てた夫が選んだ女性像と莉乃が重なって見えていたからこそ、エレナは莉乃を受け入れられなかったのでしょう。
また、慶太を見た瞬間に「今度は私が奪う番だ」と考えていた場面も印象的でした。
エレナは慶太自身に惹かれたというより、自分が失ったものを取り戻したい気持ちの方が強かったようにも見えます。
そのため、慶太への感情には恋愛だけでは説明できない執着が含まれているように感じました。
一方で慶太の「結婚するのに、他人が納得できる理由って必要なのかな」という言葉も印象に残ります。
不倫をしている人物の発言としては複雑ですが、少なくとも莉乃との結婚を損得だけで考えていたわけではないことが伝わってきました。
そして最後の場面は非常に気になる終わり方でした。
エレナの過去を振り返る回として進んでいたからこそ、現在の場面へ戻った時の緊張感が際立っていたように思います。
まとめ
漫画『夫を殺したはずなのに』10話では、エレナが慶太と関係を持つまでの経緯や、莉乃へ執着する理由が描かれました。
自分を捨てた夫への未練や劣等感が現在の行動につながっていることも分かり、エレナという人物への理解が深まる内容だったと言えるでしょう。
また、10話では慶太に対する思いや価値観も語られており、なぜエレナが慶太を「運命の相手」だと思うようになったのかも明らかになりました。
ここまで、漫画『夫を殺したはずなのに』10話のネタバレをお届けしてきました。
今回のネタバレを振り返ると、これまで見えていなかったエレナの本心や、莉乃へ向けられた複雑な感情が描かれていたことが分かります。
感想として特に印象に残ったのは、エレナの執着が単なる嫉妬ではなく、過去の経験と深く結び付いていたことです。
莉乃の行動にも変化が見られたため、次回は二人がどのように向き合うのかにも注目です。
