漫画『夫を殺したはずなのに』25話では、莉乃が樹に松島苑子との面会を申し出るところから物語が動き始めます。
これまで抱えてきた疑問を確かめるため、自ら母と向き合う決意を固めた莉乃の姿が印象的でした。
また、25話では、長年離れ離れだった母娘が初めて言葉を交わし、苑子が胸に秘めていた思いの一端も明かされます
この記事では、漫画『夫を殺したはずなのに』25話のネタバレを詳しく紹介しながら、読んだ感想についてもご紹介します。
25話の展開が気になる方は、ぜひ本記事のネタバレをお楽しみください。
漫画『夫を殺したはずなのに』25話ネタバレ
25話では、莉乃がついに松島苑子と面会を果たし、これまで抱えてきた疑問を本人へ直接ぶつけます。
親子として初めて向き合う二人のやり取りだけでなく、苑子がこれまで胸の内にしまい続けてきた思いも少しずつ明らかになっていく回となりました。
夫を殺したはずなのに25話ネタバレ:莉乃が松島苑子との面会を望む
莉乃は樹へ、松島苑子に会わせてほしいとお願いします。
樹は、中橋区OL不倫殺人事件の容疑者として知られる人物になぜ会いたいのか尋ねますが、莉乃は「私の母親だから」と答えました。
さらに、施設で育った頃に文枝先生から自分の出生について聞いていたことや、樹が何度も苑子と面会していたことも知っていると伝えます。
続けて莉乃は、前の人生で樹から「あんたが旦那さんに出逢ったのは運命でも偶然でもない、全部仕組まれた罠だった」と言われたことを口にしました。
そして、「今ならその意味がわかる」と話した莉乃は、自分と慶太が異母姉弟であることを樹は知っていたのではないかと問いかけます。
樹はその問いを否定することなく、莉乃を連れて桐野刑務所へ向かいました。
夫を殺したはずなのに25話ネタバレ:母娘が初めて言葉を交わす
看守に呼ばれて面会室へ姿を現した苑子は、樹の隣に座る莉乃を見つけると驚いた表情を見せます。
椅子へ腰掛けたあとも莉乃と目を合わせようとはせず、部屋にはしばらく静かな時間が流れました。
そんな苑子を見つめながら、莉乃は目の前にいる女性が自分を産んだ実の母親なのだと改めて受け止めます。
その姿は、自分が想像していたものとはまるで違い、とても同じ人物には見えませんでした。
樹は「もう隠れる必要はない」と苑子へ伝え、莉乃が事件のことも、自分との関わりも知ったうえでここへ来たことを説明します。
すると莉乃は、初めて苑子へ「お母さん」と呼びかけました。
その一言を聞いた苑子の頭には、妊娠検査薬を手に涙を流した日や、生まれたばかりの莉乃を腕に抱いて喜んでいた日の情景がよみがえります。
苑子は思わず笑みを浮かべながら、「そんなふうに呼ばれる日が来るなんて」と静かにつぶやきました。
夫を殺したはずなのに25話ネタバレ:病に蝕まれていた苑子
莉乃は文枝先生から、30年前の事件のあとに自分が手放されたことを聞いていたと苑子へ伝えます。
そして、今さら恨みを並べるつもりはないものの、自分にはまだわからないことがたくさんあると話し、「どうして私に近づいたのか」と苑子へ尋ねました。
苑子は、本当は一生関わらないつもりだったと静かに語ります。
母親が刑務所にいることを知らないまま生きたほうが、莉乃は幸せになれると思っていたからでした。
莉乃が「だから近づいたの? 私のことをずっと監視して?」と問いかけると、苑子は「ずっとじゃない」と否定します。
それでも莉乃は、いつから自分を見ていたのか、なぜ今になって現れたのかと問い返しました。
すると苑子は、「人は終わりを知ると欲が出る」と意味深な言葉を口にします。
その言葉の意味がわからず戸惑う莉乃でしたが、続けて苑子は、自分はもう長く生きられず、末期の癌であることを打ち明けるのでした。
漫画『夫を殺したはずなのに』25話を読んだ感想
25話は、これまでずっと離れて生きてきた莉乃と苑子が、ようやく母娘として向き合う場面が印象に残りました。
特に心に残ったのは、莉乃から「お母さん」と呼ばれた苑子の反応です。
妊娠がわかったときや、生まれたばかりの莉乃を抱いていた場面が描かれたことで、事件だけでは見えてこなかった母親としての一面が伝わってきました。
また、莉乃も感情的に責め立てるのではなく、「どうして私に近づいたのか」と一つずつ理由を確かめようとしていたのが印象的です。
二人とも静かに言葉を交わしているからこそ、それぞれが抱えてきた思いの重さが伝わってきました。
そして「私は、もう長くは生きられない。末期の癌なの」という告白には驚かされました。
苑子が今になって莉乃の前へ姿を現した理由にもつながる重要な一言だっただけに、このあと何を語るのかますます気になる終わり方だったと思います。
まとめ
今回は、漫画『夫を殺したはずなのに』25話のネタバレと感想をご紹介しました。
25話では、莉乃が樹の協力を得て松島苑子との面会を果たし、母娘として初めて言葉を交わします。
また、莉乃が抱えていた疑問を苑子へ直接問いかけたことで、これまで知らなかった思いや、近づいた理由も少しずつ明かされていきました。
さらに、苑子が自分は末期の癌であることを打ち明け、今になって莉乃の前へ現れた理由も少しずつ見え始めました。
この再会によって母娘の会話がどのように進んでいくのか、そして苑子がまだ語っていないこととは何なのか、続きが気になる内容でした。
漫画『夫を殺したはずなのに』25話のネタバレ&感想でした。
